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ミャンマー軍事政権に抗議するポエトリーリーディング

いとうせいこう feat. Kan Takagi + DJ BAKU + Dub Master X
ミャンマー軍事政権に抗議するポエトリーリーディング
いとうせいこうの呼びかけによって集まったDJ BAKU、高木完、Dub Master Xが、代々木公園で行われた「アースデイ2008」で披露したスペシャルライブの模様を収録した12インチ。B面は高木完によるリミックスを収録。アートワークを手がけたのはアンダーカバーの高橋盾と、話題性も抜群。いとうせいこうの信条が収められた一枚。音楽史に残る一枚となるか。SAVE BURUMA! 以下いとう氏のブログより抜粋。 ビルマ(ミャンマー)のサイクロンによる死者数は、10万人を越えると推測されている。 ひと晩で10万人が死ぬということ。 我々日本人も同じ規模の「ひと晩での死」を東京大空襲で、さらには原爆投下によって体験している。だから想像しなければならない。そこで今、何が起きているかを。 とんでもない事態である。 だが、ミャンマー軍事政権は救援のための入国を拒んでいる。 愚か者が自らの権力にしがみついて、外からの勢力が入るのを極端に恐れているのだ。 ここで民主化勢力が国内に拠点を作ることを避けるため、彼ら軍事政権は人民の地獄をかたくなに無視している。 愚かな。なんと愚かな殺人者だろうか。ミャンマー軍事政権に巣くう人間どもは。 その間にも真水が飲めずに死んでいく者、伝染病で死ぬ者、二次被害で大海に流されて行ってしまう者がいる。死者の数はこれからも増えていく。 なのに、愚かなミャンマー軍事政権は国民投票をやめようとしない。 野党勢力が参加出来ない投票をして、政権を国民が認めたことにしようとしている。 誰が今、投票などするのか!? 死者の山を前にして、何をしているんだ!? 人間を馬鹿にするな。 死者も生者も、ともに馬鹿にするな。 ミャンマー軍事政権の連中だって、いつか死ぬんだ。 権力をあの世に持っていける人間はいないんだ。 だったら、これ以上殺すな。 俺は日本政府に呼びかける。 ミャンマー軍事政権に、救援者の入国を認めさせるよう、一刻も早く圧力をかけなければならない。 そして、ミャンマー軍事政権にはこう呼びかける。 LET US IN! TO SAVE YOUR PEOPLE,MYANMAR! けれど、どんなに軍事政権が愚かでも、人道的支援の手をゆるめることは出来ない。 したがって、一方で俺たちはユニセフ支援を続けるべきである。 だから、今日も書く。 SAVE BURMA!