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ENTER THE GARAGE

DARTHREIDER
ENTER THE GARAGE
豪華客演陣を迎え、アナログ即完の人気曲!!「CISCO坂/JAPANESE WILD STYLE」も収録した待望の新作!俺のガレージへようこそ!!!ポッカリと口をあけたHIPHOP宇宙で暴れる様々なゲストの豪華曼荼羅・・・エネルギー永久機関、DARTHREIDERのファンクが炸裂する傑作!! 2008年、幕を閉じたレコード屋CISCO。その渋谷店の最後の晩にMCを努めていたのがダースレイダーだ。常に現場主義、HIPHOPを生きる男ならではのタイミングだ。今回のアルバムもまた、そんなHIPHOP LIFEを全開で送ってきたダースレイダーの思考・思索と・・・様々なゲスト陣との化学反応の連続!! まずはロッキッシュなビートに自身のHIPHOPの定義をぶちまける「WOOO!!!ARTHREIDER」から始まり、日本語ラップのベテラン、ヨシピー・ダ・ガマとファンキーになろうぜ!と訴える「GET FUNKY!!!」。自分の母親が亡くなった時、その遺体の股間にKISSをし、「俺が出てきた場所に最後のお別れをしてるんだ。何が悪い!」と叫んだ勝新太郎の逸話から発想を得て、自分の出てきた場所、ルーツを大事にして前へ進もうという曲へ昇華させた「ママのアソコにKISSしな」とFUNKYな曲が押し寄せる。グラフィティー・ライターにbig upを送るインストから・・・昨年の話題曲「JAPANESE WILDSTYLE」へ。SITE、NORIKIYOを迎え、HIPHOPの大事な要素であるライターへ焦点を当てた盛り上がり必至の一発だ。イントロですでに沸きまくる!続いては・・・R-RATED CEOでもあるRYUZOと組んだ「明日に向かって撃て!」。過去の自分たちの生活、それは二人とも全く違うものだったが・・・マイクを握ることで同じステージ、同じ曲で並び立てるんだというHIPHOPドリームソングだ。赤裸々な二人の歌詞に要・注目だ! 続いては昨年の名盤の誉れ高い「俺ガレージ・ORGANization」収録の人気曲「WHY WE BURN」のREMIX。聴く人が聴けばアッと狂喜するネタ使いでいまだに燃え続ける3人、ダースレイダー、GOCCI、GOUKIのラップが吐き出される。日本最高のMCを目指すダースレイダーならではのライブMCを収録したスキットを挟み、盟友・ダメレコのインダラとメテオを迎えた「世界最高のパーティー」へ。自分が居る場所を最高だと思うようにしよう、要は気の持ちようだ!というダースレイダーのライブにおけるメイン・テーマを楽曲化した。「JAZZY HIPHOP IS DEAD」は問題作。昨今、ブームと化したJAZZY HIPHOPに死刑宣告!アーティストではなく、売るがためのムーヴメントを無理やり作ろうとする動きが標的だ。ブログにアップしたとたん、大反響を呼び、多くの喝采を浴びた。ここでとてつもないパンチラインを連発したキリコは、次の曲「メイン奏者はMCだ」でもそのまま参加。今度はMCに牙をむく。ダースレイダーは以前見た横浜ベイホールでの「伝説のMC」RAKIMの口パク・ライブに言及。アメリカ絶対主義への警鐘を鳴らす。STERUSSとの「謎の帽子いつもかぶった人物」はD.L.のパンチラインから着想を得た、謎の帽子をかぶってる3人ならではの「帽子」ソング。カリブの海賊を意識したという不可思議なトラックが印象的だ。「MOONDANCE」では女性ゲスト、DERELLAのMACSSYとMIHOが参加。夜の方は美しいものがある・・・月をテーマに三者三様の夜の物語を展開する。サビのコーラスがアルバム全体の流れをも変える名曲だ。 今度は夜の太陽というテーマのインストをはさみ、ラストは「CISCO坂」。哀愁漂うループの上で過去と現在をつなぐ歌詞が連なり、カルデラビスタとZEN-LA-ROCKがラップを吐き出す。いつかまたCISCO坂で会おう、あの坂を登ろう 頂上で大音量で鳴らそう、HIPHOP!!・・・HIPHOPへのポジティヴな気持ちを込めてアルバムは幕を閉じる。 全トラックをファンク入道が担当。ぶっとくHIPHOPなビートは唯一無二の存在感だ。自分が最初に食らった衝撃を形にする・・・それがテーマ。そして、乗っかる歌詞はテーマ、ライム、フロー全てにおいてオリジナル。つねにHIPHOPであり続ける。ダースレイダーの現在は絶対確認しなければいけない!!