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The Inner Jukebox

DJ T.
The Inner Jukebox
世界的な大人気シリーズ"Body Language"をはじめ、最近ではDamian Lazarusのアルバム(超話題!)をリリースするなど2002年の設立以来その独自のクリエイティヴィティをベルリンから世界に発信して人気を博している(2006年には"レーベル・オブ・ザ・イヤー"に輝いた!)。M.A.N.D.Y、Booka shadeと共にそのレーベルの設立者の一人であるDJ T.ことThomas Kochはドイツの権威ある音楽雑誌"Groove"の創設者でもあり膨大な音楽知識と幅広いバックグラウンドを持つ。2006年には上記看板シリーズ"Body Language"の第二弾を担当し、2007年にはDamian Lazarus"Monza.Club.Ibiza.Compilation"を軽やかにこなしてみせた彼は2008年末の来日ではその素晴らしいプレイでフロアも沸かしてくれた。そんな彼が2005年に放った"Boogie Playground"以来4年振りのニュー(セカンド)アルバムを完成させた。"Boogie Playground"発表後も拠点であるをはじめ、等からコンスタントに12インチをリリースしていた彼が今作を共に作り上げたのは90年代初期からブレーメンを拠点に活動を続ける大御所:Thomas Schumacher。イギリスの名門から97年にリリースした強力な1曲"When I Rock"でテクノ界に衝撃を与え、その後は自身のレーベルを立ち上げたりCaitrin Devlin との別名ユニット:Electrochemie LK名義での活動でも知られるThomas Schumacherと共に作り上げられた今作はオリエンタルで硬質なダビーサウンドTr.01から幕を開ける今作、Dubsided周辺やCrookers、SwitchやSindenに代表されるようなフィジェット・ビートにヴォイス・サンプル、コンガのようなパーカッションが堪らないフロア直下型のヒットトラックTr.02、女性ヴォーカルのカットアップ、ハンド・クラップがテック・ハウスTr.03、サンバ・テイストを小気味よく盛り込まれた腰に来る人気曲Tr.04、癖になるシンセとマラカス・パーカッションが印象的なTr.05等々。"ゲットー・ファンクへの回答、ダーティーテクノの傑作"を生みだしたThomas Schumacherの手腕も存分に活かされた話題性抜群のアルバム。現行シーンのトレンド・セッターとして躍動するレーベルの中心人物のフルアルバム、聴かないと取り残されます。アルバムを携えワールドツアーも敢行予定とのこと。