PLASTIKMANのベストアルバム「KOMPILATION」も反響を呼ぶ中、MINUSが次に仕掛けるのはRICHIE HAWTINと同じくカナダでその音楽的キャリアを育んだプロデューサー・MARC HOULEのNEWアルバム! 2004年にMINUSからいきなり2LP「RESTORE」でデビューを果たし、06年の「BAY OF FIGS」でその評価を決定的にした才能豊かな逸材が4年ぶりに新作アルバムをリリース(なんとCDでのオフィシャル・リリースは初!)。
本作 「DRIFT」は、現在彼が住むベルリンの"冷たく暗い灰色の冬"をイメージして作られた作品。雪降る夜の雑踏を歩く足音(?)をサンプリングした冒頭か らミステリアスなシンセリフが淡々と刻まれる"Inside"、重苦しい地を這うようなベースラインと時空を捻じ曲げるようなシンセに意識を飛ばされ る"Drift"、メランコリックなメロディーがミニマリスティックなトラックと相まって聞き手の心に静かに浸透していく"Melting"。通常の MINUS作品とは趣を異にした、サウンドトラックのように風景が浮かぶイマジネイティブなサウンドが収められた全8曲の秀作です。
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