ベルリンの名門TRESORレーベルからROBERT HOODによるミニマル・テクノの金字塔とも言うべき傑作が再発!
UR 脱退後のROBERT HOODが1994年に発表した本作は、そのURとしての活動は勿論、H&M、X-103等でも共に作品を発表してきた盟友JEFF MILLSが当時極限まで突き詰めていたハード・テクノ・スタイルとはまた違った路線でのデトロイト・ミニマルの完成形を確立しており、当時のシーンに衝 撃を持って迎えられた1枚。音数を絞って形成された空間と、ひたすらに反復を繰り返すシンセ/リズムで構築された硬質且つストイックに徹底するサウンド、 フロア・トラックとしてのパーツ/機能性と実験性を併せ持ち、後のクリック~ミニマル~ディープ・テックに至るまでシーンに深く根ざしていく事になるミニ マル・サウンドへの重要な指針のひとつとなった記念碑的作品。現在でも一貫してストイックなミニマリズムに徹し、ほぼ途切れる事なくコンスタントに制作活 動を続ける重鎮の初ソロ・アルバム作品であり、以降彼本人の名前を決定的に知らしめる事になった名盤と名高い代表作。
LABEL:TRESOR