MUSIC
>

Alienation

DJ Yellow
Alienation

大きな愛とともにパリジャンDJ YELLOWことアランホーのアルバムは登場する。

多くのファンが彼のソロ名義でのファーストアルバムに納得するだろう。

 

このアルバムは、スウィートエモーションに包まれ、リリースされる。

そして、DJ YELLOWのサウンドはまるで一つのフィルムの様にあなたの人生を愛で彩る。

 

YELLOWはフランスでは、YELLOW PRODUCTIONSレーベルの創始者としてしられている。

同レーベルはハウス、ヒップホップをリリースしフランスで初めて成功したインディーズレーベルとして、Dj Yellow、ビルボード首位を獲得したBob Sinclar、

Dimitri From Paris、Shazz、Dj Cam、トム&ジョイ等を発掘、育成して来た。

00’s初期にアランが監修したコンピレーションCD、Bossa Trs Jazzには盟友のrancois K、初期のJazzanova、Kyoto Jazz Massive、Calm、Chari Chari等が収録されている。なお、3部作のAfricarismの方では、Dj Gregory、初期のKarizma、Shinichi Osawaが収録されている。

 

今回のアルバムは、ファットなテックサウンドに包まれた繊細なクオリティーで、ディープハウスにミックスされている。

 

オープニングは、キラキラした演出ともに起き上がる。そして、There Are Some Jedi。溢れる正義感が、フレッシュな恍惚に包まれているハウスである。You Think Too Muchは、女性に向けた、悩みから解放すると言うコンセプトの楽曲であり、フリーダムを感じさせる細やかなディスコサウンドだ。中盤を彩る1st Step Dubfire's Reeditは、グラミー賞を獲得した事でも知られ、WombでのLiveでも輝かしい存在を与えたDJ Dubfireのリミックス。

This Is Itはさりげなく力強ファンクネスが、YELLOWのハイファッションの感覚を著している。LostはベルリンのトップDJであり、Kompakt流通のレーベルBpitch Controlの女性オーナー、Ellen AllienのコンピレーションCD「WATERGATE 05」の一曲目に収録され、大ヒットしたフランスの優しさが漂うナンバーである。終盤では、No More Enemisは、深いDJ YELLOWの歴史に置いても名シングルであったヒット曲だ。

Hailstormは、テックハウスにつやめきを加えた落ち着いたトラック、最後を飾るMelody For Hは、Alienationと言う物語の終焉のエンドロールを告げるナンバーであり、正に、映画館の外の現実の世界にに出るのか惑星の外に出てるのかの、アンニュイな世界観と感じられ、シアトリカルさを演出している。

 

オリジナルレーベルは、日本から世界流通しているPlaza In Crowd(By Fountain Music))。アートワークはMars Gallery Tokyoから著名な写真家のRikki Kassoをフューチュア。アルバムは、日本とフランスを繋ぐ架け橋としてのコンセプトを担っている。

 

スウィートなサウンド世界が、ここに。