今最もアツいフレンチ以降の"ポスト・エレクトロ"最右翼MORITZ FRIEDRICHによるソロ・プロジェクトSIRIUSMOが、遂に1stフル・アルバムをドロップ!!!
SONAR KOLLEKTIV等からリリースを重ね、2008年、言わずと知れたジャーマン・エレクトロシーン随一のトップ・レーベルBOYSNOIZEからミニアルバム「Diskoding」を発表。2009年、やはり同国ドイツを拠点とする老舗BPITCH CONTROL中心に猛威をふるう唯我独尊の雑食エレクトロユニットMODESELEKTORが立ち上げた新レーベルMONKEYTOWNの第一弾作品として"Uninvited Guest"をリリース。この奇妙なポップさとブッ飛んだ変態性が同居するギミック満載のエレクトリック・サウンドが各方面で話題となりDAFT PUNKやSOULWAXからも大絶賛される等、今最もアツいフレンチ以降の"ポスト・エレクトロ"最右翼SIRIUSMOが、遂に1stフル・アルバムをドロップ!!!なんと17曲入り(!)という激烈なヴォリュームで満を持して発表される本作は、先行シングルとしてリリースされたおふざけのようなドラマチック・シンセ多用のナンバー"Feromonikon"や正統派エレクトロな主旋に何故かマーチング・ドラムをかぶせる"Signal"からだけではその全容をまったく計れない…いう才気ほとばしった超強力作品!!!!歌→奇声→口笛の導入部分から最終的にブリーピーなシンセ&ビート・トラックに突入、1曲の中でとてつもない勢いで変貌をとげていく極北エレクトロM-13を筆頭に、生スネアとヴォイス・サンプルをチョップしまくったカットアップ・エレクトロのM-7、ダブ・ステップ以降のビート・ミュージック~高速4つ打ちまでのゴッタ煮チューンM-5等かなり変態チックなものから、舌ったらずの子供のヴォーカルを使った一風変わった哀愁エレクトリック・ナンバーM-1、重厚なシンセの折り重なりでプログレッシヴな趣さえ魅せる正統派エレクトロM-12までと、とにかく濃厚な世界が次々に展開。随所に仕掛けが施され一方向に断定できない強烈なサウンドを彼の強みでもある独特のメロディ・センスがポップにコーティングし、不思議なまとまりを見せている優れたアルバム作品です。
LABEL:MONKEYTOWN