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NIGHT OF THE VISION

MINGUSS
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NIGHT OF THE VISION

ワタナベ・ヒロシの最新アルバム「SYNC POSITIVE」でヴォーカリストとしてフューチャーされ注目を集めた日本人女性アーティスト、ミンガスのフルアルバムが完成。ワタナベ・ヒロシ初の全面プロデュース作品!

 

幼少の頃よりクラシックピアノを学び、音楽大学ピアノ科を卒業。在学中よりジャズを始めクラシック以外の音楽にのめり込み、卒業後アメリカに短期間のジャズプログラムを受けに行く。これがきっかけで帰国後自らのバンドを結成。2006年、2008年にアルバムをリリース。当初ポップスから始まったスタイルは、様々な音楽に出会い吸収して行く事で変化してゆき、次第に音楽の本質や世界観を追求する事に惹かれて行く。そして2ndアルバムリリース後、偶然耳にしたデトロイトテクノに衝撃を受けるとともにテクノ・ミュージックに理想を見いだす事で、迷う事無くクラブサウンドに傾倒する。アカデミックな教育を受けつつも、とらわれず自らの感覚に従って音楽を開拓して行くminguss。本作はそんなmingussが定めた新たな方向に、力強く歩みだした『処女作』とも言える。

今回のアルバムでは、ドイツはケルンの名門テクノレーベルであるKOMPAKTに所属する唯一の日本人アーティストであり、世界的に活躍するHiroshi Watanabe(a.k.a.Kito)氏をプロデューサーに迎えている。その壮大で美しく緻密な世界と、音楽家としての真摯な姿勢に尊敬の念を寄せて止まない氏にmingussが直接デモ音源を渡し、その音に強い創造性と音楽性を見出された事によりプロデュースが実現する。

またジャケットアートワークは、代表作である「ソラニン」が映画化(宮﨑あおい主演・2010年公開)された記憶も新しい、気鋭の人気漫画家である浅野いにお氏による、アルバムタイトル"Night of the Vision"に因んだ書き下ろしイラスト。

 

 

彼女の持つ未知のエネルギーというものが永遠に詰まっている事を知らしめられる、そんなアルバムなのではないだろうか。始めてアルバムプロデュースをと言われ渡されたデモ、正直に楽曲を聴いて驚いた。本当にこれを一人で作ったのだろうか?と。それ程既にそれらの楽曲の中にはある種もう既にMingussとしての個性、センス、指針が出来上がっていた様に思えた。僕が今回のプロデュースでやれた事はただ、既に確立されている彼女の方向性をより忠実に再現しただけである。僕のアルバムにも参加をしてくれている彼女の歌声には、一度聴いたら記憶にその個性が焼き付けられる程に強い。あの歌が歌え、これらの楽曲を一人で想像する事が出来る彼女のキャパシティとはきっとこんなもんじゃ済まないだろうとワクワクする。ともかく、このアルバムは素晴らしい。手にして聴いた瞬間に僕の言いたい事がまるで十分に書き切れていない事が分かる筈だよ。
HIROSHI WATANABE a.k.a. kaito

 

「創作者である彼女自身のように、エレガントで美しい音楽。」

Manuel Göttsching

i just listened to your CD "Night of the Vision" very nice music, indeed!
i like the way you sing, or use your voice! like in "Ready to Future"
and the title song is very beautiful! i think, my favorite is "Horizontale"!
Wolfgang Palm  (PPG wave シンセサイザー開発者)

 

LABEL : IZIDOA disc