両親がドイツのビッグフェスティバルのオーガナイズに関わっていた事もあり、幼少期よりダンスミュージックシーンに慣れ親しみ、同じ街で育ったX- Dreamのスタジオに小学生の頃から出入りしていたという環境は、デビュー以来様々なジャンルと手法を駆使し、時にトランスシーンに於いて Midimilliz 名義で一躍その名を馳せたArne Schaffhausen と Wayan Raabeの2人。
今や、そんなかつてのトランス畑での経歴を知る人は少なく、むしろこの10年間はCocoonを代表するテクノ・アーティストとしての印象が勝っている彼らの渾身のアルバムが今秋堂々のリリース!
「私たちは既存のテクノシーンのフォーマットを外れる事を臆さず、勇気を持って新しいサウンドとメロディーを表現したい!」と語る彼らの言葉は、更に深い 所へと潜り始める。自分たちのサウンドがダンスフロアで作用するかどうかという事とは別の次元でExtraweltとしてまだ触れてはいない領域へのサウ ンド追求。
そしてここに姿を現した最新作は、紛れも無くExtraweltの紡ぐ究極のサウンド・ワールドを映し出した1枚となっている。
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