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The Cinematic Orchestra presents In Motion #1

The Cinematic Orchestra
The Cinematic Orchestra presents In Motion #1

"NINJA TUNE"を代表するアーティストであり、ここ日本でも絶大な人気を誇る「The Cinematic Orchestera」が4月の SonarSound Tokyo出演を記念して、最新音源を緊急発売することとなった。

「The Cinematic Orchestera」は、核となるJason Swinscoe(ジェイソン・スウィンスコー)が先進的で実験的な音楽を愛するジャズ奏者たちを集めて結成。デビュー作「Motion」、彼らの名を世界中に知らしめた傑作「Everyday」、生楽器を全面的にフィーチャーし彼らの果てしない音楽的可能性を改めて証明した「Ma Fleur」などの作品を通し、ジャンルを超越した壮大なサウンドで世界中のファンを魅了している。

現在、彼らは「In Motion」と題し、Jason Swinscoe自らが選んだミュージシャンたちと、先鋭的かつ実験的な映像に生演奏で音を付けていくライブパフォーマンスを行っているが、本作は、そのライブで実演した楽曲を元に、新たにスタジオで再録音した彼らの最新音源が収録されている。中でも、現代アメリカ写真界の巨匠ポール・ストランドと写真家チャールズ・シーラーによる1921年に製作されたサイレント・ショートムービー「Manhatta」や、マルセル・デュシャンやマン=レイ、エリック・サティなど前衛芸術界の名士たちが出演したことでも有名な1924年製作のルネ・クレール監督による「Entr'acte」をシネマティック独特のモダニズムと美しいサウンドスケープで表現しているのには注目だ。また今作には、「The Cinematic Orchestera」に加え、「In Motion」プロジェクトに参加しているミュージシャンたちの楽曲も収録されており、15歳からジャズピアニストとして活躍する“ジャズ貴公子”こと「Austin Peralta」や、昨年のSonarSound TokyoにFlying Lotusのキーボード奏者として参加した、新世代ビートメイカーの「Dorian Concept」、そして「The Cinematic Orchestera」のギタリストである「Grey Reverend(グレイ・レヴァレンド)」もソロで参加している。

Jason Swinscoeにとって本作は、新たなそして大きな一歩となる。また「In Motion」と名付けられたこのプロジェクトは、今後シリーズ作品として続けられる予定だ。さらにSonarSound Tokyoでも披露されるシネマティックの最新ライブセットの内容をいち早く垣間みることのできるスペシャルな作品であることは間違いない。詳細は下記のとおり。

●トラックリスト
01.The Cinematic Orchestra - Necrology
02.Austin Peralta - Lapis
03.Dorian Concept & Tom Chant - Outer Space
04.Dorian Concept & Tom Chant - Dream Work
05.The Cinematic Orchestra - Entr'acte
06.Grey Reverend - Regen
07.The Cinematic Orchestra - Manhatta