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Various Artists 「Low End Theory Japan Compilation 2012」

Various Artists
Various Artists 「Low End Theory Japan Compilation 2012」

これがLOW END THEORYサウンド! 2012年3月の日本ツアーに合わせてパーティ初のオフィシャル・コンピレーション・アルバムが日本限定で登場! レジデントから注目の若手アーティストまで参加の全16トラック収録。大半が初CD化音源。

選曲・ライナーノーツ: Hashim Bharoocha
Mastered by Daddy Kev
Design by Shiro Kojima

■ 2006年にAlpha Pupレーベルを運営するダディ・ケヴが立ち上げたクラブ・イベントLow End Theoryは、ダブステップ、アンダーグラウンド・ヒップホップ、エクスペリメンタルなエレクトロニック・ミュージックを融合させただけではなく、新たなベース・ミュージックを生み出すムーヴメントにまで発展した。フライング・ロータスと、彼が率いるBrainfeederレーベルのアーティストたちもLow End Theoryから誕生した。

■ レジデントDJのダディ・ケヴ、ガスランプ・キラー、Dスタイルズ、ノーバディ、MCノーキャンドゥのプレイを聴くために、 今でも毎週水曜日になると、Airlinerクラブの前には長蛇の列ができ、入場するまでに平気で1時間以上かかることもある。今ではLow End Theoryのイベントは、サンフランシスコとニューヨークと日本でも行われるようになり、2011年3月の東北大震災が起きたあとには、LAでチャリティ・イベント「Low End Loves Japan」を開催し話題を呼んだ。

■ Low End Theoryの魅力の一つは、サプライズで世界的に注目されているアーティストが出演すること。レディオヘッドのトム・ヨークがDJプレイしたことは世界的なニュースにまでなった。また、エリカ・バドゥやジェイムス・ブレイクもサプライズ出演をしている。

■ Low End Theoryが注目されているもう一つの理由は、数々の若手のビートメイカーがここからデビューしていること。このコンピレーションに参加のジョンウェイン、ドット、コフィー、ELOS、バーチャル・ボーイなどの若手ビートメイカーは、まさにLow Endチルドレンと言える。本作に参加しているアーティストは全員Low End Theoryに出演しているアーティストであり、まさに今のLAビート・ミュージックを象徴するクリエイターたちだ。このコンピを聴いているだけで、Low End Theoryのダンスフロアで、サウンドシステムの爆音を浴びている感覚に襲われるに違いない。

■ LOW END THEORY JAPANツアーは、Daddy Kev, Nobody, D-Styles, Nocando, Samiyam, Nosaj Thingの総勢6アーティストが来日し、東京UNIT(3/19)をはじめ、大阪、姫路、札幌で開催。


●トラックリスト
01. Nosaj Thing - Quest(Low Limit Remix)
02. Jonwayne - Crumbled Luna
03. Dot - Artichoke
04. Nobody - Hey Love(On Our Own)
05. Ras G - Sun Behind the Clouds
06. Co.fee - Gypsy Skirt
07. Gaslamp Killer - Anything Worse
08. Samiyam - Sunrise
09. ELOS - Airliner's Patio
10. Nocando - Hurry Up And Wait
11. Free The Robots - Rattlesnake
12. Dibiase - Skullcrack
13. D-Styles - Cliffords Mustache
14. Kone - Cheese Grater
15. Daddy Kev - Little Doggy
16. Virtual Boy - Mass