1曲目の「I Waited For You」がこのアルバムを物語っているように私には聞こえる。彼らの代表作となったファーストアルバム、ゲストアーティストを多く招いてボーカルトラックの多かったセカンドアルバム。それらとは、まるで異なったシンプルな繰り返しによって構成されたトラック。ループによる気持ち良さに彼ら独自の懐古的なメロディーが加わり、正統派としてどっしり構えた彼らの姿が想像できた。5月9日にはこのアルバムのリリース、そして8月にはソニクマニアへの出演と、2012年、シーンを騒がせること間違いないだろう。 text : yanma (clubberia)
収録曲「Cerulean」と「Put Your Hands Together」を聴いた各DJから熱いコメントも届いているのでご紹介したい。
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「いい曲だね、新鮮で他にはない感じだ。」 - Fatboy Slim
「大好きな曲だよ、絶対DJでプレイするね。」- David(Soulwax)
「ああいいね、Ceruleanはデカいヒットになるよ!」- Dubfire
「どちらもいい感じだね、週末にギグの予定があるからかけてみるよ。」-Joe Goddard(Hot Chip)
「Celureanって曲すごく気に入ったよ!素晴らしいヴァイブだね!」- Brodinski
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パワーアップしてシーンに帰還する彼らの新作群は、今年の春夏のクラブアンセムとなりそうだ。