Scissor and Threadというレーベルは本当にマニアックだ。実は日本のDJでもマニアの間で騒がれた、ニューヨークはブルックリン発の自主レーベルであり、これまでに4枚のEPをバイナル限定でリリースしているアンダーグラウンドレーベルである。そのScissor and Thread初のアルバムとしてFrancis Harrisが、満を持してファーストアルバムをリリース。
Francis HarrisはAdultnapperやLightbluemoverなどといった別名義でも活躍中の才人であり、そんな彼が今までのキャリアの集大成を表現した。
ディープでアブストラクトなディープハウスとは簡単には言いたくない極上トラックの数々で、特にボーカル、トランペット、ピアノが素晴らしい。リスニングとしても、DJユースとしても最高なアルバムといえる。少し前のHERBERTや音響系のミニマルハウスが好きな人はたまらない内容になっている。
01 .Plays I Play
02 .Pensum
03 Lostfound
04 Living Lips
05 Of The Field
06 Mcleod
07 Pharoah In The Morning
08 Whether It Was
09 Picture Us
10 Close Air