レアグルーヴ的な視点からも聴き逃し厳禁な、知る人ぞ知るスピリチュアル・アフロ・ジャズの秘宝が国内盤化!
呪術的なグルーヴが異様な緊迫感を漂わせ躍動する、漆黒のアフロ・ジャズ「Lishonile」にはじまる、南アフリカのグループ、BATSUMI(バツミ)の74年リリースの幻のファースト・アルバム!
塊となって押し寄せるようなアフリカン・スピリッツ溢れるサウンドに圧倒される、究極にディープな一枚です。
アフロ~レアグルーヴ・ファンにはお馴染みの、仏のComet Recordsや英のStrutのコンピレーションに楽曲(tr.1"Lishonile"/tr.4"Ithumeleng")が収録されるなどしていた、南アのグループBATSUMIによる74年のファースト・アルバム。去年、英のMATSULI MUSICからアナログ・リイシューされるも、日本国内ではほとんど出回らず廃盤となっていた作品ですが、専門店や海外のウェブジンなどでは、2011年ベスト・ジャズ・リイシューとの高い評価も受けていました。ズールー族、コーサ族、シャンガーン族、ソト族といった南アフリカの原住民に伝わる土着音楽をベースに、ピアノ、フルート、サックス、パーカッション、そしてソウルフルなヴォーカルとチャントが恍惚と響き渡る、70年代らしいグルーヴィーなアフロ・ジャズを展開する一枚です。CD化にあたり、去年リイシューされたアナログ盤には未収録の、超絶レアな彼らのセカンドから2曲を追加収録!
アーティスト・プロフィール:
反アパルトヘイト黒人活動家のスティーヴ・ビコの影響を受け、72年に南アフリカで結成されたBatsumiは、ファースト・アルバム「Batsumi」(1974)と、セカンド・アルバム「Moving Along」(1976)、更に1stと2ndに収録された楽曲をコンパイルしたアルバムを77年にリリースしている。ファースト・アルバム制作時のメンバーは、Thabang Masemola (フルート、口琴)、Themba Koyana (テナーサックス)、Buta-Buta Zwane (ヴォーカル、ボンゴ)、Maswaswe Mothopeng (ヴォーカル、ギター)、Sello Mothopeng (オルガン)、Thabang Masemola (バツミ・ドラム)、 Lekgabe Maleka (ドラム)、Zulu Bidi (ダブル・ベース)の総勢8名。インパクトのあるアートワークはベースのZulu Bidiによるもの。
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