2000年代前半にシカゴの<Guidance>を拠点に活動、のちにアルバム4枚の長期契約でブルーノートへと引き抜かれ話題を呼んだ、ジャズ、ファンク、ダブ、アフロやボサノヴァをブレンドしたユニークなビートで人気を博した仏マルセイユのユニット、トラブルメーカーズ。そのリーダーであるDJ<オイル>によるソロ・・デビューアルバムが完成。
シネマティック・オーケストラあたりにも通じる端正なサウンドスケープを持ちながら、型破りなクロスオーバーで独自の立ち位置を築き上げていたトラブルメーカーズ。オイルは、その意思を受け継ぎながら、猥雑なストリート感を増幅させたダーティーなビートと、39もの国や地域を渡り歩いて体得したマージナルな感覚を絶妙なバランスでミクスチャー、カテゴライズ不能な、まさにGLOCALな音世界を描き上げて見せます。
エキゾチックでコズミックで、弛緩しまくりのユニークなユル・グルーヴは、DJオリーヴやtheAgricultureレーベル周辺、或いはDJロジックあたりのジャズ、ワールド、ヒップホップがクロスしたエクスペリメンタル・サウンド好き、Nickodemus~Wonderwheel~Turntables On the Hudson系、クオンティックやアップ・バッスル&アウトのファン、ナイトメアズ・オン・ワックスや彼のレーベル<WAX ON>のファン、ワールド音楽の辺境旧音源をディグっているコレクターの皆さままで、幅広くレコメンド!
(発売元:ritmo calentito)