90年代のNYディープハウス黄金期には多くのヒット作を世に送り、ハウスシーンを屋台骨から支えた立役者、Jerome Sydenhamの通算2枚目となるソロアルバム。
前半はウォーミーかつグルーヴを基礎にし、“これぞハウスミュージック”と思わせるベーシック・ディープ・ハウス系。そして、中盤から後半は、空間に映える美しくも無機質なウワモノと鼓動を煽るビートが冴え渡るディープテック/エレクトリック・ハウス。どちらもJeromeらしいサウンドスケープ!
フィーチャリング陣も見逃せない。日本からはカッチャンことベテランKatsuya Sano氏が収録4曲に参加。そして、同レーベルIbadanからシングルもリリースするギリシャの注目株Quell。ベルリンをベースに活動する注目の女性アーティストAschka。Jeromeがリミックスを担当し、今夏にリリースされたトラック(本アルバムTrk6に収録)が話題になったAlessio Pagliaroliなど。Jeromeをリスペクトする才人達が参加。
(Label:Apt. International)