ソウル~ディスコを引用したダンスミュージック路線から、内面性や叙情性を感じさせるスピリチュアルなジャズへのアプローチを強め、新たな才能を開花させた事を提示した究極のミニアルバム。
中でも約18分に及ぶ「When She Follows」は吐息混じりのようにも感じるムーディマン自らのヴォーカルをフィーチャーした永遠に色褪せることのないリアル・デトロイトへのインナー・トリップ!胸を締め付けられるような郷愁と交差する心地よい揺れ、圧倒的な黒さと煙さ、言葉では表しきれない深い個性が凝縮されている。彼のディスコグラフィーの中でも大きなターニングポイントを刻んだ重要作!