耳は、体の中で非常にデリケートな器官で、「一度失われた聴力を回復するのはほとんど不可能」とまで言われているようだ。しかし、それは困る。毎週末クラブに遊びに行くし、仕事中もプロモ盤のCDをひたすら聴いている。必要以上に大きな音量で聞かなければ大丈夫のようだが、それでもクラブやライブハスウなどは、あの非現実的な音量を楽しめるのも一興だ。そこで、このEarPeaceをした状態としていない状態がどう違うか聴き比べてみた。
場所は、誰もが知っている会場のメインフロア。このメインフロアは音質にも定評があり、私自身も国内トップクラスだと思っている。ちょうどDJをしていたアーティストの特徴かもしれないが、ハードテクノ～ミクスチャー系とかなり激しい曲が続き、おそらく彼は意図的に必要以上の音を出していたのだと思う。激しく、ほぼロック的なDJだっただけにこういう捨て身の遊びも悪くないが、いかんせん高音が耳に刺さって痛いので、このEarPeaceをしてみると耳に刺さってた高音が弱まり音楽を楽しめる環境が整った。しかも低音は弱まった感じがしないので、印象としては、中～高域の不必要な部分だけカットしてくれたようだ。音の出し方を誇張しない他のDJの時も聞いてみたが、体感はそのまま残し耳に優しく減音してくれるので長くそのDJを楽しめた。
1点デメリットをあげるとすると、うるさくないところで人と話す時は取ったほうがいいだろう。自分の声が聞こえるのでなんか不思議な気分になるからです（笑）。フック付きのケースがついているので持ち運びもしやすく、コストパフォーマンスも高いと思うので、ナイトライフホリックのみなさん、耳を守りたいと思ってた人たちには、オススメできるプロダクトではないでしょうか。。
Text : yanma (clubberia)
■Ear Peaceオフィシャルサイト