Opportunity Knocks

アングラコーナー一番人気？　のライト・ヘディットより、ブレイル、オセロ、オメガワッツに続いてこの男もソロデビュー。どうやら同グループは脱退した模様で最近ではもっぱらサイコラックスとのフォーカスでの活動に血道を上げている彼も、ここでは本来の役割=トラックメイカーではなくMCに徹している。参加プロデューサーは、彼のアイドル=ピート・ロックにDJスピナ、そして自ら率いる超党派クルー=ワックスリフォームの精鋭たち。ビートとライムのみのノーギミックを地でゆくヒップホップ・アルバムであることは説明するまでもない？文／二木崇