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Calmサウンドのサックスを担う朋友Yuichiro Katoとの音の会話で繰り広げられる傑作アルバム!
デイドリームを音楽で体験したいあなたへ送る、もう一つのカーム作品。

 

デビューから18年。
Calmが活動初期から行動を共にし、最も信頼をおき、また絶大な評価をするサックス奏者加藤雄一郎と共に作り上げた
field.echoが、制作から4年半の歳月でついにリリース。
field.echoの最も大きな特徴はお互いのその場のフィーリングを大切にするジャズ的ジャムの要素。

テクニカルなジャズではなく、そのときの感情と魂を注ぎ込むこと。
活動当初はライブ活動のみであったが、ここにきてついに音源を完成させた。
くくられがちなクラブ的要素より、今回の主題はウォーキンググルーヴ。
チルアウトのまったり感でもなく、ダンスの高揚感でない、まるで街中を、自然の中を闊歩するテンポ感とグルーヴを提示。
そこにテクニック誇張ではないお互いの演奏をプラス。
その部分を重視するために今回は一切のオーバーダブや編集を行っていません。

さらりと聴き流される奇麗な演奏よりも、ハッと耳を傾けてしまうようなミストーンさえもあえて編集しない。
そのありのままの音をライブのように演奏し録音、そしてミックスしています。
マスタリングもその音場を最大限に引き出す方法で、Calm本人が担当。

Calm本体とも、また同時発売される加藤雄一郎のソロアルバムとも全く違った、二人で作曲からアレンジから演奏までをやることで起こる化学変化を丸々収録。
7曲で約70分弱という長尺にも関わらず、あっという間にときが過ぎてしまう構成力とライブ感を楽しんでもらいたいアルバムになっています。
耳当たりは良いが心に残らないサビだけの楽曲が多い昨今、心の奥底まで染み入る、そして大げさだがその人の人生の糧となるようなアルバムを目指しました。
こういった作品こそが今の世の中必要なのではないでしょうか。
改めてそういう部分に皆が気づいてくれるきっかけになれば幸いです。

 

Music Conception主宰 Calm