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Hangable Auto Bulb

AFX
Hangable Auto Bulb
おそらくルーク・ヴァイバートからの影響だと思うけれど、いきなりドラムン・ベースに目覚めたエイフェックス・ツインが、95年に入って立て続けにAFXの名義でリリースした2枚のEPを10年目にアルバム化。いわゆるドラムン・ベースというより、2年後にドリルン・ベースと称される傾向の滑り出しで、そのまま『リチャード・D・ジェイムズ・アルバム』の布石となった全8曲。流行にのって活き活きと躍動している感じがなんともいえません。タイトルは「アナログ・バブルバス」のアナグラムにしたつもりが、ツメが甘くて「b」と「u」がひと文字間違っている。 文/三田格