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TYUNK

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元ハイ・スタンダードの難波章浩が5年間のインターバルを経てぶちまけたミニ・アルバム。これが、まー、どんとの霊がとりついたとはいわないけれど、沖縄で暮らしていることも、それなりに影響を感じさせつつ、予想もしないバリアリック・サウンドの連続となっている。海兵隊がブラック・ホークで珊瑚礁に突っ込んでいるようなハード・チューンから、15分にも及ぶチャラリチャラチャラなミニマル風チル・アウトまで、本人のなかでは(歌詞が全部英語だという以外にも)どこかでつながってるんだろうなーという感じ。チュンクというのは天空という意味だそうです。 文/三田格