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Timothy Leary's Dead

Timothy Leary'
Timothy Leary's Dead
"Turn On, Tune In, Drop Out" サイケデリック革命の父、 ティモシー・リアリー博士の生涯とその壮絶な最後! 1960年代、元ハーバード大学の教授である、ティモシー・リアリーは“Tune In、Turn On、Drop Out”の声と共に、LSDをはじめとする幻覚剤の使用による意識革命をすすめ、既存の体制に服従する生き方を否定し、意識、思想、個人の自由をその行動を持って促し、サイケデリック革命の父としてヒッピー世代の多くの人達に崇められていった人物。ジョン・レノンは彼の著書に感銘を受け“Tomorrow Never Knows”を書き上げ、リアリーがカリフォルニア州知事に立候補する準備していた際にキャンペーンソングとして“Come Together”の使用を許諾したのは有名な話。また、ニクソン政権時には“世界で最も危険な男”として独房に入れられ、ビート詩人アレン・ギンズバーグなどが彼の解放を訴えかける運動をおこすなど、カウンターカルチャーのアイコンとして活躍した。本作はそのサイケデリック革命の父であり、ヒッピー世代以降のカウンターカルチャーの形成に多大な影響を与えたティモシー・リアリーの人生をその最期の瞬間まで見つめたドキュメンタリー作品である。 本作では、ティモシー・リアリー本人のインタビューを多数収録。ニクソン政権時に独房で撮影された貴重な映像から、1998年の死にいたる直前までのインタビューを収録し、リアリー自身の声を通して、彼の歩んだ奇想天外な人生、思想の自由を求めて行動を起こした彼の哲学を知る事ができる。また、リアリーの盟友でヒッピーのバイブルとされる「ビー・ヒア・ナウ」の著者であるババ・ラム・ダスなど彼の知人達の肉声も合わせて収録し、彼の人生と世に与えたインパクトについて振り返る。 また、リアリーの人生を理解する上でかかせない、60年代“サマー・オブ・ラブ”の時代の貴重なアーカイブ映像も合わせて収録。リアリーやグレイトフル・デッドが参加したヒッピー祭典として語り継がれる“ヒューマン・ビーイン”の模様や、当時のヒッピーのメッカ、サンフランシスコのヘイト・アシュベリー地区の様子など、カウンターカルチャーとは何だったのかを映像で振り返ることのできる貴重な作品に仕上げられている。 そして、本編後半では80年代以降彼がコンピュータを使った人間の教育、管理の方法を探究していた事実と、インターネット社会に見ていた彼の21世紀のビジョンが語られていく。さらに、本編最後に収録される彼の最期を捉えた衝撃の映像!?  1998年、21世紀を目の前にしてこの世を去った、偉大なカウンターカルチャー父が残した最後の言葉とは? そして彼の選んだ最期の瞬間とは?