RONDENION (Ragrange Records)
— トラックリストを教えてください。
01. Ragrange Symphony - No Name - Ragrange
02. Cooly's hot box - What a Surprise - Sole Visions
03. Delano Smith feat Diamondancer- A Message for the Dj - Still Music
04. Rick Wilhite - Dreams Of Yesterday (Rick Will Never Forget Mix) - Rush Hour
05. Rondenion - Superfly - Bosconi Extra Virgin
06. Rick Wade - Event Horizon - Yore
07. Nikki O - Butterflies - Mahogani Music
08. Andres - Just A Player - Moods & Grooves
09. Over Street - Sapatos - Sole Visions
10. Peven Everett - Jelly is Sweet - Studio Confession
11. Mfon - The Truth - U.S.B
12. Ron Trent - Morning Factory - Peacefrog
13. Kenny Bobbien And Friends - Why We Sing (London Mix) - Equip
— このミックスの収録場所を教えてください。
ホームスタジオで収録しました。
─ 使用した機材を教えてください
いつもはターンテーブルでミックスしてますが、つい最近故障してしまったので今回は、TRAKTORを購入してPCでミックスしてます。
─ このミックスの、コンセプトは何かありますか？
何気なく家で聴いても気分が高揚してしまうような少しグシャっとしたイメージでミックスしました。今年からスタートさせるNO MILK、KEZ YM、そしてRONDENIONの3人によるプロジェクト「Ragrange Symphony」の曲も収録したので、ぜひチェックしてください。
─ 昨年は、ご自身のレーベル"Ragrange Records"をスタートされましたが、このレーベルコンセプトなどを教えてください。
海外で活動する日本人アーティストが以前よりもさらに増してきた印象ですが、その理由の1つにインターネットによる海外レーベルとの交渉のし易さがあります。日本人のクオリティが上がってきたという人もいるようですがそうではありません。今も昔も素晴らしいプロデューサーはたくさん存在しますからね。
僕としてはアーティストとして活動する国や場所にこだわりはまったくありませんが、厳然として日本に居を構える日本人なので、海外のレーベルと仕事をするには、やはり幾つかの障壁もあります。例えば、密なコンタクトはなかなかできないので音楽観の完全なる共有なども難しいですし、相手の意図も状況も把握しにくい。海外に住んでしまえばそんな問題も無くなってしまうでしょうが、現実に僕は日本に住んでいますし、相手は相手で海外に住んでいるわけですからね。
1つのプロジェクトとして海外レーベルとレコードを創ってもいいものはできますが、継続的にコンセプチュアルな活動をするには足場もなければ駄目です。
今後、そういった境遇の流離いプロデューサーが増えるのではないかと思いますし、実際、仲間にもそういう人がいます。僕も含めてそんな人たちが海外マーケットで活動しながらも、腰を据えてクリエイトできる場として"Ragrange Records"が機能してくれればと思いスタートさせました。
─ RONDENIONさんが尊敬するアーティストを国内外で3人あげるとしたら誰でしょうか？
クラブミュージック界隈だけ見ても数えきれないほど素晴らしいアーティストがいますが、「尊敬する」というのを額面通りに受け止めるなら特に、富野由悠季、小室哲哉、Prince、の3人。富野由悠季にはクリエイティブを、小室哲哉には音楽を、Princeにはその両方を学びました。とにかく3人とも天才的で超多作というのが共通してますよね。
─ 2012年の活動予定、目標を教えてください。
RONDENIONの1発目はフランスの"Faces Records"から「Devotion」をリリースします。
http://www.undergroundgallery.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=18444
RagrangeからはNO MILKのレコードを準備中です。そしてRagrange SymphonyとKEZ YMのレコードも現在制作中なので楽しみにしててください。日本で音楽を創っているプロデューサー方は是非1度、Ragrange Records<ragrangerecords@gmail.com>にも声を掛けてみてくださいね。