PODCASTS
>
clubberia podcast 203

CB 203 - Hold Youth

Hold Youth (Hold Youth)

テクノ・ハウスプロデューサーであるSeuilとLe Loupが主宰のレーベル〈Hold Youth〉は、2人があらゆる音楽の中に共通する価値観を持ち、取捨選択する術を共有していたことからこのユニットが立ち上がった。J Dilla、Moodymann、Theo Parrishなどオールドスクールのパイオニアたちの偏見に捕われない自由なスタイルに影響を受けた彼らはハウス、ディスコ、テクノ、ヒップホップなど、幅広いジャンルのヴァイナルを扱う。

自身のレーベルに所属する才能あるアーティスト(名を挙げるならばDouzeやS3Aなど)を世に送り出すことを目指し、DJやコレクターなど本当の音楽好きな人々に向けて音楽制作を行っている。

そして満を持してフルアルバム『De La Club』を今年の5月にリリースを果たした。


<Interview>



-このミックスはどちらで収録したものですか?

Seuilの家でヴァイナルを交互に選んでいってこのミックスを作ったんだ。


-使用機材を教えて下さい。

Technics SL1200 MK2とミキサーRodec MixBox Mk2。


-このミックスのコンセプトがあれば教えて下さい。
僕らが今好きなハウス寄りのバイブスから、マイクロハウスにシフトしていくようなミックスを作ろうと思った。


-最近の活動を教えて下さい。

僕たちが主宰するレーベル〈Hold Youth〉から僕らのデビュー作『De La Club』のLPをリリースしたばかりだよ。このLPは2部構成になっていて、LPも2枚入ってるんだ。1枚はアメリカのディープハウスに強く影響されたトラックが収録されていて、もう1枚はモダンなヨーロッパのマイクロハウスに影響されたトラックになってる。
このLPは去年の夏に制作したんだ。収録されているのは僕たちが選んだ、このプロジェクトの真意を現しているようなトラック10曲。J Dilla、MoodymanやDaniel Bellみたいな、僕たちに大きな影響を与えてくれた人たちに敬意を表するような音楽を作りたかったんだ。
今は〈Hold Youth〉の新しいライブセットと、パリの〈Concrete〉からリリース予定のトラック制作に取り組んでいるよ。