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clubberia podcast 220

CB 220 - Svreca part2

Svreca (SEMANTICA / Spain)

1982年マドリッド(スペイン)生まれ。アヴァンギャルドな音響、エレクトロニカ、ノイズ、ミニマルダブ、ディープ・テクノを展開し、その時代感覚の鋭さは、ベーシック・チャンネル以降のミニマルダブやインダストリアル・ダブなどを先どりし、世界中の尖端音楽を愛するフリークスから高く評価されている。
Sandwell Districtに通ずる爆撃のような硬質のインダストリアル・ビート、幾重にも織り重ねられた細やかでとろけるようなダブ的音響処理がほどこされた上音、そしてうねり舞いあがる魔術的グルーヴをあわせもち、不穏な未来を啓示するかのようなアポカリプティック(終末、黙示録)な音を鳴らしている。
未曾有の大震災から丸1年の2012年3月、初来日を果たし、DOMMUNE、nu things、UNITでのプレイは独創性と想像力にあふれており新たな時代の到来を予感させるには十分であった。その後、MNMLSSGSにアップされたロングMIXを皮切りに、いくつものMIX音源がアップされ、アップされるたびに世界中から新鮮な驚きと賛辞を持って迎えられている。また、2013年2月と2014年1月のUNITでの来日時には息を飲むのも忘れるほど壮大で強烈なロングセットを披露し真価を発揮、その評価を揺るぎのないものとする。


<Interview>

-このミックスの収録場所を教えてください。

-2014年1月25日に開催されたFRUE@UNITの時に録音したもので、7時間弱のロングセットから抜粋してあります。


-使用機材を教えて下さい

-Macbook Pro, Motu Ultralite mk3, Faderfox ds3, Allen & Heath 92, and Sennheiser HD-25.


-このミックスのコンセプトやアイデアなどあれば教えてください。

-このGigは私にとって日本で初めてのOpen to Lastのロングセットでした。映像を気鋭の映像作家・Pedro Maiaが担当し、コンセプトは音楽を通じ人間の精神の深さを探るというものでした。私たちには様々な景色を描き出し、そして、人々の意識を変え感情を解放させるには十分な時間がありました。


-近況を教えてください。

-Cassegrain, Mike Parker, Claudio PRC, and TM404のRemixを制作しました。そして、現在、自身の12インチをリリースするために集中しています。これは日本に触発されたものなので、日本のみんなが気に入ってくれるといいな!