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clubberia podcast 228

CB 228 - Naoki Serizawa

Naoki Serizawa(LiLiTH)

DJ、音楽誌「FLOOR」編集長。1999年よりプロデューサーとしてのキャリアをスタート。2005年よりDJを開始。現在は「LiLiTH」のレジデントDJとして、都内主要クラブを中心に、「FUJIROCK FESTIVAL」や「BIG BEACH FESTIVAL」といった野外フェスティバルなどに出演。また、多くの話題を集めた「ULTRA JAPAN2014」や「StarFes’14」のフロア・プロデュースにも携わる。さらに「JAPAN FASHION WEEK」「VOGUE FASHION’S NIGHT OUT」といったファッション系イベントから東京国際映画祭などの文化系パーティまで、幅広く活動してきた。DJとして、また音楽エディターとして、世界中のフェスティバルやパーティを巡り、最先端のシーンで得たものを音楽やメディアを通して表現している。その中でもNYのレーベル「WOLF+LAMB」が世界的に展開しているショウケース“CREW LOVE”の音楽性を承継した、現在進行形のハウスミュージックを奏でる、揺るぎないスタイルを確立している。


<インタビュー>

-このミックスはどちらでどのように制作されたのですか?
自宅で録音しました。使用した機材もシンプルでPioneerのCD-J2000 NEXUSとUSB、TechnicsのターンテーブルSL1200MK-3、ミキサーはPioneerのDJM900nexusを使用し、TASCAM DR-05で録音しました。 ケーブルは、OYAIDEです。


-このミックスのコンセプトがあれば教えて下さい。

このミックスに限ったことではないのですが、僕の音楽スタイルは、NYのハウスDJのSOUL CLAPとWOLF+LAMBに影響を承けています。この5年間、世界中で行われている彼らのレーベルショーケース『CREW LOVE』に足を運び、それと同時にWOLF+LAMBとSoul Clap Records所属アーティストを日本に招聘して自分たちのパーティ『LiLiTH』を開催してきました。そういった彼らとの活動を通してこのスタイルを身につけ、いまでは彼らにCREW LOVE Far Eastの称号をもらいました。
ジャンル的には、ディープハウス。でセクシーなのが絶対条件。でもチャラくならないように、アンダーグラウンドな質感はキープしてますね。ボトムがしっかりしていて腰で踊れる、オンナの子がセクシーに踊りだしちゃうような感じ(笑)そんなフロア最高でしょ?あとフィナーレに向かうに連れて『CREW LOVE』特有の独特な高揚感を描くことを意識しました。


-最近の活動を教えてください。

今年でDJ活動10目ということもあるので、虎視眈々と仕掛けを練っています。今年は難しいかもしれないけど『CREW LOVE』を日本にもってくることや、自分のショーケースをプランニングしています。近々では、渋谷のクラブWOMBの15周年アニバーサリーとファッションブランドのEMODAの5周年アニバーサリーパーティ、それとRed Bull Air RaceでもDJします。