Peter Van Hoesen (TIME TO EXPRESS / CLONE / PERC)
「Peter Van Hoesenほどヒット作を連続して出す若手プロデューサーは稀だ。ベルギー出身の彼のTime to Expressレーベルからのの作品には「観たら買え」と言うステッカーを貼付けた方がいいくらいだ。」(Resident Advisor)DJそしてプロデューサーとしてベルギーのエレクトロニックミュージックシーンでは知らない人がいないPeter Van Hoesenは、無数の音楽才能の持ち主。ダンスフロアを熱く盛り上げるテクノからアブストラクトエレクトロニカとまでその幅は広い。自身によるプロダクションや自身のレーベルTime to ExpressやClone、Perc Trax & Curle (Donato Dozzyと共に)などのレーベルからのリミックスは大きな反響を呼び、自身のデビューアルバムEntropic Cityも多くの人から評判を呼んでいる。PeterはDJそしてプロデューサーだけでなく、サウンドデザイナーや現代ダンス&演劇の指揮者とし ても活動。
彼のテクノサウンドは重低音が重く、早朝6時にてウェアハウスなどで掛かる革新的な音楽でありながら、ダンスミュージックの歴史を熟知しているDJの音もしっかりと取り入れている。日本のLabyrinthでは毎回伝説的なプレイを観客に提供している。
[インタビュー]
─ミックスの録音環境を教えてください。
Abletonで録りました。でもミックスに使ったほとんどのトラックはヴァイナルから取り込んだものです。今でも多くのヴァイナルを買っているので。
ーこのミックスはどこでレコーディングしたものですか?
ブリュッセルにある僕のスタジオで、ある天気のいい木曜日の午後に録りました。選曲は新旧織り交ぜてあって、僕がリミックスした未発表のJames Kumoの曲も含まれています。
─このミックスのコンセプト、アイデアなどを教えてください。
アイディアは古い曲と新しい曲をうまく組み合わせること。既に触れたように未発表の曲も入っています。古い曲でいうと、最近僕のDJセットでよく使っているSleazy Dの「I Lost Control」。僕が思うに、シカゴのアシッド・トラックの中でも最も素晴らしい曲の一つ。僕は古い曲と新しい曲の組み合わせを考えるのがとても好きで、そうした方がミックスにも深みが出ると思う。
—近況と最近の活動について教えてください。
先週から作業を始めたのが、コンテンポラリー・ダンス・パフォーマンスのためのエレクトロニック・コンポジション(作曲)とサウンド・デザイン。今はそれと、週末のギグをこなすことにほとのどの時間を費やしている。それと、先日発売した僕のアルバム『Entropic City』に関する仕事もあるね、アルバム・ツアーの準備とプロモーションもある。
─今後の活動予定を教えてください。
もっとたくさんのギグとたくさんの音楽制作。5月にはまた日本に行けるから嬉しいよ。3つのギグをやることになっていて、どれもすごく楽しみにしてる。アルバム・ツアーが終わったら、夏前に〈Time To Express〉からの新しいリリースを予定しているよ。だから、当分の間は忙しくなりそうだ。
-PETER VAN HOESEN ''ENTROPIC CITY'' ALBUM TOUR-
5/7 RAISE, OTA (GUNMA)
5/8 WAREHOUSE702, TOKYO
5/9 BE GREEN, NAHA (OKINAWA)
http://www.mariana-jp.com