Public Lover (thesongsays)
ベルリン在住。自身のレーベルThesongsaysを立ち上げて以降、その独自の音楽感、演奏感に深みと幅が出てきているアメリカ出身の鬼才「Bruno Pronsato」と、今年"Bureau-B"からフルアルバムデビューを飾ったフランス出身の才媛「Ninca Leece」によるユニット。本人たちは冗談交じりで自分たちのことを「ロマンティックテクノ」と呼んでいるが、Bjork世代のNincaの歌声と、Brunoの打ち出す重く捻じれたグル―ヴの絡み合いは、Public Loverの名のとおり、エロスとスリルを感じさせる。"thesongsays"から今年リリースされたNincaのソロEP「Feed Me Rainbows」に収録されたリミックスが実質的なデビューとなるが、すでにヨーロッパ~アメリカ各都市で多くのライブをこなしており、各地で高い評価を得ている。
[インタビュー]
―このミックス収録時の使用機材を教えてください。
ラップトップ、キーボード、JoMoX XBASE 888、JOMOX MBase 01だよ。
―このミックスはどこで録音したものですか?
これは先日東京のWAREHOUSE702でギグを行ったときに録音したものだよ。本当にすばらしかったね。
―自身の楽曲を使用している場合、解説をお願いします。
たとえば「I Try」「Un ciel rouge」「Chanson」「Naked Figures」「We are」なんかの要素が散りばめられているよ。
―このミックスのコンセプトやアイデアを教えてください
華やか且つフレッシュで、ファンキーでセクシーなものにしたかったんだ。
―近況と最近の活動について教えてください。
先日デビューEP「Musique d’Hiver Pour L’Ete」を"thesongsays"からリリースしたところで、もう間もなく" Telegraph Records"からセカンドEP「Naked Figures」を出すところだよ。
―今後の活動予定を教えてください。
まずはスタジオに戻って、アルバムを仕上げようと思っているよ。息を飲むような仕上がりになる予定だから、楽しみにしててね!