場内は年末の街特有の、静けさや厳かさとは無縁で、全然年末という感じがしない。音楽とダンスのタバコの煙に満ち溢れており、 観衆はDJのリードによって沸き返えっている。溶炉のような熱い若さの熱気と情熱。若さを満喫する彼らには、これ以上望むものがないようだった。クラブの取材は初めてだったが、みんな元気で、純粋に自分の存在を踊りで表現していたのが印象的だった。取材する側の人間としても、とても楽しく、あっという間の一夜であった。
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