コレットのパーティーで、ほぼ完璧なイベントだったと言えるだろう。今回は、原宿にあるセレクトショップ「FACTORY」によって行われたイベント。
パリ、N.Yにおいてエレクトロクラッシュはファッション、80'S ニューウェーブサウンド、そしてデザインのリバイバルと密接な繋がりがある。だからこそファッションピープル、ファッション雑誌がエレクトロクラッシュを好み、「I AM A SUPER STAR」というスタイルと振舞いが、それに付いてまわる。勿論、こういうスタイルが嫌いな人もいる訳で、現にパリとロンドンでは「アンチ・エレクトロクラッシュ」というイベントもある程だ。
ともかくパーティーは、ファッション関係者に埋め尽くされ、クラバーはコレットのパーティーと同様ほとんど見かけなかった。僕が今迄に聞いたエレクトロクラッシュセットの中でもとても良かったし、WOMBでの2 MANY DJSに迫る勢いだった。
コレットのパーティーとの比較はこの辺にしておき、このNEONのイベントの方はと言うと、「スタイリストのアシスタント」と言った雰囲気のお客さんが多数。エレクトロクラッシュは、音楽のみならずルックスや振舞いすべてが連立している。TIGAというエレクトロクラッシュのDJ&リミクサーのモントリオールで行っているイベント『NEON』は大盛況だが、LA FABRIQUEのパーティー名もそのイベントにちなんだものかも知れない。
でもこの日は、お客さんが非常に若く素晴らしいDJセットのさなか「ハイハイハイ!」というかけ声が入って雰囲気を壊す事もあり残念だった。
エレクトロクラッシュは、今旬のかっこいい音楽として取り上げられているので、次回、さらにグラマラスな雰囲気が加わればもっといいパーティーが作れるのでは?と思った。
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