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04.30 (Tue) Festival Het Alternatief

今回は、メーデーに合わせアムステルダムに行ってきました。アムステルダムでは、4月30日にメーデーとクィーンズデーが併せてお祝いされ、毎年約700,000人のツーリストが訪れているそうで、街中はとても混雑していました。

4月29日の昼間にアムステルダムに到着し、翌日の正午12時オープンの野外フェスティバルの参加を控えていたのですが、せっかくアムステルダムに遊びに来たのだしと、その夜のクラブでのパーティーにも参加してきました。


Photo & Text : Misa Tranberg  
行ったのは、アムステルダム中心から車で30分くらいの場所にある"Pand 14"。この日は「We play crackhouse」というパーティーが行われており、到着した時は、Jacob Kornのライヴプレイがちょうど始まり、彼の人気アルバムの『You & Me』からのトラックなどが披露され盛り上げていました。ハウスベースのポップまじりのメローな音が特徴です。その次は、この日のミステリースペシャルゲストだったHuneeとSan Sodaのデュオプレイでした。通常は、Hunneの音はディスコ中心のハウスで、San Sodaは独自のミックス技術で幅広いジャンルをプレイします。この日は、2人の個性がうまく合わさっていました。ほとんどのお客さんがオランダ人で、オランダ人特徴の陽気でフレンドリーな感じがパーティーの雰囲気を良くしていました。 
 
 
その後仮眠をとって目的の野外フェスティバル「Festival Het Alternatief」に行きました。開催場所は、セントラル駅から海を隔て反対側の港にある"Undercurrent"。長い列を並び、ようやく会場に入るとちょうどDetroit Swindleが定番的なディープハウスを中心にプレイ中でした。会場は、メインとなる野外ステージとローカルDJが中心の屋内ステージがあり屋内ステージは800人ほどのキャパシティ。海の上にありアムステルダムの街が見渡せますのも魅力です。その後、野外ステージでは、Jeremy Underground Parisのプレイから、デトロイト出身のKyle Hallのプレイと続き、最後のにはMakamがプレイとディープハウスを中心に楽しめました。

イベントの警備や設備はとてもしっかりしていて、フェスティバルのお客さんも若い年齢層が中心の陽気で、フレンドリーなオランダ人と楽しく過ごせました。アムステルダムのクラブ&フェスティバルシーンはヨーロッパのなかで特にオススメです。

次回はコペンハーゲンの街全体、4日間連日でおこなわれる「Distortion」行く予定です。