“音楽とアートの祭典+お花見”をコンセプトに1998年から続くフリーフェスティバル「春風」。さまざまなマーケットやワークショップが立ち並ぶ会場で、ジャンルの垣根を越えたさまざまなアーティストのパフォーマンスを楽しめる本フェスは、今や春の風物詩として幅広い世代の音楽ファンから親しまれている。その人気フェスが、4月1日、2日の2日間にわたり代々木公園で開催された。
今年は、2日間の昼公演に加え、1日の深夜帯に代官山UNITで夜の部公演が開催。これまでは、バンドのほかにトランスやテクノのDJが数多く出演してきたが、今年は昼公演にライブアーティスト、夜公演ではDJを、といった具合に昼と夜で差別化を図ったのも特徴だ。
当日の会場は、70店以上のマーケットでひしめきあい、同時期に開催されていた日本最大級のパエリアフェス「パエリア祭り」も相まって例年以上の賑わいをみせていた。2日間の各ステージでは、RABIRABIやMuff、Ree.K、MATSUMOTO ZOKU、no.9 orchestra、hakobune x chihei hatakeyama、勝井祐二+ナカコー+沼澤尚+内田直之といったベテラン〜気鋭アーティストが出演。花見シーズンの代々木公園を各々のサウンドで彩り、多くの来場者を楽しませていた。
Photo:Asami Uchida, Hideaki Sato
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