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「INTER TOKYO 2024 ライブレポート」お台場で初開催、新たな都市型フェスの幕開け

8月31日(土)、東京・お台場のCITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)、GLAMSA PARK 2024の2会場で開催された「INTER TOKYO 2024」。
出演は国内アーティストのみ、初開催にも関わらずチケットは完売。
数十年に一度の台風報道にも負けず、来場者を熱狂の渦に巻き込んだ。

主催であるShannon Brothersが本フェスで掲げたコンセプトは2つ「日本のTECHNO/TECH HOUSEを世界へ」「人種や国の壁を越え、カルチャーを繋ぐ架け橋に」。
フロアで感じた熱狂があらゆる壁を超えて、文化、社会規模の大きな変化に波及していく。
この日をきっかけに、日本のダンスミュージックシーンが次の時代に推し進められていくような、新たな世界観への期待。
そんな可能性と未来を感じさせてくれた、このフェスを振り返ってみたい。




MAIN STAGE 「CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)」では新世代を代表する国内アーティストが躍動
MAIN STAGEの会場となったのは東京23区内唯一のモータースポーツ・サーキットコース「CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)」。
同会場で初の音楽フェス開催となった。

メインステージのラインナップはShannon Brothers & Emma Wahlin、OKAMOTO REIJI (OKAMOTO'S)、Jun Inagawa、nasthug、ecec、N² (KYUNDESU)、Shogo Ito、ALEXANDER MURAKAMI、PIZZA BOZZ!!、TAKAHATA ELECTRONICA SYNDICATE。


人気ロックバンドOKAMOTO’Sのドラマーとして活動する傍ら、DJとしても数々のパーティーでフロアを沸かせるOKAMOTO REIJI、ユニット「Frog 3」のメンバーでもあり、東京のアンダーグラウンドなベニューを中心に各所で毎週数々のギグをこなすJun Inagawa、日本とジャマイカのミックスであり、昨年のBOILER ROOM Tokyoにも出演を果たしたnasthug、ULTRA JAPAN 2024での活躍が記憶に新しいececなどダンスミュージックシーンの今後を担う国内の気鋭アーティストが一堂に集結した。



Shannon Brothers & Emma Wahlin
本フェスの主宰であり、GMO SONIC 2023-2024、Ultra Korea 2024 Resistanceなどの大型フェスでも活躍するShannon Brothers、彼らと共に楽曲制作も手がけるEmma Wahlinがスペシャルライブを披露。
Emma WahlinはSpotifyが注目の新人をピックアップする毎年恒例の企画「Early Noise 2019」に選ばれ、ストリーミング再生で1,400万回を超えるヒットとなった2ndシングル『Make A Move』などいくつもの楽曲をリリースした2003年生まれの多国籍シンガーだ。





ecec

観客の理性を壊し、感情を爆発させる瞬間を作り出したecec。
本気で音楽を楽しんで踊り狂う、海外レイブを彷彿とさせるフロアメイクで会場のボルテージは最高潮に。
彼はデザイナー、DJとして多方面で活躍し、ULTRA JAPAN 2024 メインステージにも出演したアーティストだ。





Jun Inagawa
近年アート、カルチャーシーンで大きな注目を集めるアーティスト、DJであるJun Inagawa。
彼の持つ音楽性、感性が伝播し、フロア全体がJun Inagawaの世界観に引き込まれた。
会場全体の熱いエネルギーが一気に燃え上がり、雄叫びをあげる観客も。





nasthug
2023年末に開催された『Boiler Room Tokyo』でのパフォーマンス映像が累計100万回以上再生され、アジア10ヶ所を巡るアジアツアーを発表するなど、国内外を問わず目覚ましい活躍を見せるnasthug。
会場には彼女目当てのファンも多く、早い時間帯から踊り狂う観客も多く見受けられた。






OKAMOTO REIJI (OKAMOTO'S)
人気ロックバンドOKAMOTO’Sのドラマーとして活動する傍ら、DJとしても数々のパーティーでフロアを沸かせるOKAMOTO REIJI。
彼が主宰するYAGI EXHIBITIONからYAGI YOYO TEAMも参加。
音楽と連動したヨーヨーパフォーマンスに観客は釘付けに。





N² (KYUNDESU)
刺激とキュンで溢れる新空間を作り出したN ²とKYUNDESU。
N ²のハイパーポップ、エレクトロ、テクノ、ヒップホップなどミックスジャンルのDJセットとKYUNDESUチームが一体となり、ポジティブなエネルギー溢れる新体験のフロアメイクを見せた。





CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)でモータースポーツを楽しむ姿も
MAIN STAGEの会場となったCITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)は東京・お台場で本格的なスポーツ走行を手軽に楽しめるスポットとして人気急上昇中。2023年12月のグランドオープン以来、クルマ好きはもちろん、子どもや外国人観光客まで多くの人が訪れているEVカートが楽しめる場所だ。
当日、サーキットを楽しむ観客も多く、モータースポーツ×音楽フェスと、ここでも新たなカルチャーの融合や化学反応が巻き起こっていた。





POOL STAGE 「GLAMSA PARK 2024」はアツい夏の思い出に
POOL STAGEの会場となったのは「GLAMSA PARK(グランサパーク)」。
サウナやプール、ビアガーデンからBBQ、キッチンカー、フェスなど、今話題のコンテンツを各業界のプロフェッショナルが集結し作り上げる究極のエンターテインメントパークだ。
インターナショナルでフレッシュなアーティストがGLAMSA PARKを大いに盛り上げ、「本当にここは日本?」と疑いたくなってしまうような興奮と驚き溢れる空間に。
スペイン・イビザのプールパーティーを彷彿とさせるダイナミックでエネルギッシュな盛り上がりを見せた。





INTER TOKYO 2024

▼MAIN STAGE
SHANNON BROTHERS + EMMA WAHLIN
OKAMOTO REIJI (OKAMOTO'S)
JUN INAGAWA
NASTHUG
ECEC
N² (KYUNDESU)
SHOGO ITO
ALEXANDER MURAKAMI
PIZZA BOZZ!!
TAKAHATA ELECTRONICA SYNDICATE

▼POOL STAGE
DOAMA
MARK MILA
RASH BONE
SEAN
VALENCIAGA 
FAITH KIMIKO
KENSHIRO INOSE
ASTRO BOY × 22
KAI

▼SUPPORT
ROMANCE
RAG TAG
HOUSE TRIBE
TERRACOTTA
HOKULEA 
LUTEN
JOYSTICK

【DATE】
2024年8月31日(土)13:00-22:30

【PLACE】
CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)
〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3−12
https://maps.app.goo.gl/drJ7kCDtYzBVukFCA

GLAMSA PARK 2024(グランサパーク 2024)
お台場青海R地区内 東京都江東区青海1丁目1番16
https://g.co/kgs/D3JQEex
https://city-circuit.com/

【主催】
Shannon Brothers
https://shannonbrothers.studio.site/

株式会社GLAMSA
https://glamsa-inc.com/