ディープハウスシーンの一線で活躍し続けるDJ ICHIROの主宰するレーベル「common ground recordings」からリリースされたアルバム「FLORIA」のリリースパーティへ潜入！
2007年の「Body&SOUL」ジャパンツアーのラスト1曲を飾った「H.Garden and Joi/Gentle Rain」を思い出す人も多いのではないだろうか。
あいにくの雨、それもバケツをひっくり返したような雨の中、続々とSECOに集まるハウスミュージックラバーたち。アカギマキによるフラワーデコレーションや（花器の中に本物の花や熱帯魚が泳いでいる！）VJ HAJIMEの演出により、会場内はアルバムジャケットさながらの世界観に包まれていた。
圧倒的な声量のCalyn Tsukishimaや、いい意味で日本人離れしたH.Garden and Joiのステージングに酔いしれる。Trans Of Lifeでは和み、KATSUYA率いるNatureSoulのライブもスケールの大きさを感じさせる内容だった。
最後は、この日誕生日をむかえたDJ SHINGOの「兄譲りなプレイ」で思わず踊らされた。彼は言わずとしれたハウス界の重鎮HIROの実弟である。
イエローのクローズを6月に控え、揺れる東京ディープハウスシーンではあるが、SECOやLOOP、BALLにKOARAといった中〜小箱を中心に、着実にシーンに根ざしているのを実感できた一夜だった。
