渋谷「WOMB」主催！2008年4月に毎週末開催されてきた「COCOON MORPHS TOKYO」の最終日。今回は「WOMB MOBILE PROJECT CLUB PHAZON」として恵比寿ガーデンホール＆ルームに一晩限りの「COCOON TOKYO」が出現！ サブフロアであるルームでは天才兄弟TIEFSCHWARZによる、エクレクティックハウスの4時間セット！何度も上がる歓喜に、決してサブフロアではない、1つのクラブが確立されていた。 そしてメインホールにはイスラエルの新星GUY GERBER、そして頭領SVEN VATHが登場。GAY GERBERによるミニマルかつメランコリックなライブセットを、SVEN VATHのDJセットで挟むという贅沢な構成だ。SVENは途中でForga Fidanの「Tanblistan」(ベルリン発のALEX SMOKEによるミニマルレーベル「VAKANT」の アンセムトラック)をフロアに投下。そしてそのままSVEN自身もフロアへ投下。ブースからのまさかのダイブで、クラウドに胴上げされ旋回するパンクな盛り上がり！！！ステージサイドでは出演アーティーストを始めCOCOONご一行様も、大はしゃぎ！そこはもはや日本ではなかった。創り込まれた完璧な内容に、私も歓 喜絶頂。「COCOON」のすべてを表現するアウトプットと、日本を代表するクラブ「WOMB」とのコラボレーションエネルギーで、限られた時間の中、至極のパーティーを生み出していた。 日本のクラブシーンが「COCOON」という世界レベルのクラブパーティーを再構築できるレベルにあることに気づかされ、また新たな可能性を感じることができた歴史的な一晩であった。
