毎年、出演アーティスト発表される前にチケットがSOLD OUTするという人気の秋フェス「朝霧JAM」。今年は最終日の遅い時間に雨は降ったものの2日間の大体は天気に恵まれ、秋の香りがする晴天のもと、富士山に見守られながらの美しいフェスティバルとなった。筆者はこれまで数えきれないほどのレイブやフェスを体験してきたが、普通に、純粋に、気の合う仲間とのキャンプと音楽を満喫するというシンプルな朝霧JAMの楽しみ方に心と体を踊らせた。気を使わず、音と自然に身を委ね、自分を解放する。そんな楽しみ方を来訪者13,000人が実現しているように感じた。最近はどんなフェスでもマナーの悪さ、ゴミなどが問題になるが、そんな幼稚な問題などこのフェスには何ひとつない。至極居心地が良いのだ!!出演アーティストもCAMILLE、GOMA&JUNGLE RHYTHM SECTION、マルコス・スザーノ/沼澤尚/勝井祐二/内田直之、THE SKATALITES等々、もちろん素晴らしいアーティストが出演したのだが、それらのパフォーマンスを最大限に引き出すのは来訪者13,000人のピースなエネルギーだった。このレポートで全てを紹介する事は難しいが、音楽、ロケーション、人の調和を少しでも共有できるならば嬉しい。
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