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Real Grooves Vol.31 "Humatron Tour 2008" (11/15)

老舗テクノ系イベントReal Groovesにレポートに行ってきた。このイベントに行くと毎回、音楽的なコンテンツもさることながら、老舗と言われるだけありお客さんの質が高いと感じる、遊び慣れた大人達が集っていて楽しい。周りのお客さんの温度に感化されて自分の温度も自然とあがる。UNITのメインフロアが満員になるくらいの人が毎回押し寄せているが、これもアーティスト目当ての一見のお客さんというよりも、このReal Groovesについているお客さんが相当な数を占めているのだろう。今回のゲストアーティストであるDub TaylorとJeff Samuelも二度目の来日であるが、Dub Taylorは新境地である生音をふんだんに取り入れた疾走感のあるライブを、Jeff Samuelはテックハウスとミニマルのちょうど中間くらいを往来するストレンジなグルーヴをDJで披露。二度目の来日であろうが、そこはトップアーティスト、決してマンネリを感じさせない。"安心"してあがれる、これこそが31回という開催の中で築きあげたこのイベントの醍醐味なのだろう!