[DJ]【UNIT】Fumiya Tanaka (op. disc/Sundance), Tech Booty Funk (Red Box), 【SALOON】DJ Mattie, Sisi (Timothy Really/Real Grooves), Tatsuya (Minimal Tokyo), Ozmzo aka Sammy (Real Grooves), 【UNICE】Ez (Tilt), Fraser (Nike), Kun (Tripster), Maxxrelax (Tripster), [VJ]【UNIT】Masato Tsutsui, DaDaKingZ, [LIVE]【UNIT】Stewart Walker (Persona Records/Tresor/Berlin),
Real GroovesとRed Box。良質なグルーヴがいつどこで味わえるかという基準でイベントを計るならば、ダンスミュージックを愛する人にとってベストなコラボレーションイベントであるという言うことは過言ではないだろう。今回はテクノ創成期からTresor等で活動するベテランStewart Walkerが登場し、それを迎える国内のゲストアーティストとして、こちらも日本のテクノ創成期からその名を知られる田中フミヤが登場した。そしてその2組の音楽はReal GroovesとRed Boxがほとんど違和感なく混じり合うのと同じように、フロアで共鳴しあう。Stewart Walkerは、下手なトレンドを交えない、音楽をテクノのふるいのかけて濾過し本当にピュアなテクノ成分だけを抽出しているかのようなライブを披露し、そしてそれに呼応するかのような田中フミヤのセットはCHAOS等で聴く事ができる、アンダーグラウンドを突き通すセットというよりももっと広範囲に照準を定めたダンスミュージックを聞かせてくれた。もちろん両者とも種類は違えどそのレベルは高い位置にあり、それらは確実にクラウドをロックしていた。
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