石野卓球が、いち地方都市である京都で (それが大阪であっても同じこと)レギュラー・パーティーを持つ、ということ自体が快挙なのだ。ビバッ! ワールド! 最高! と拍手喝采だ。スタンディング・オベーションだ。関西のクラブ・シーン全体のレベルアップに直結する出来事であって…とまだまだもっと讃えたい。なのに、「毎月来るんやったら、まあ今回はいいか」と、特別感がなくなると同時に足も遠のく、というのは関西人の悪いクセじゃない? 折角のウィークエンド、しかもスペシャルな音を浴びて遊べるチャンスやで? 大阪のあるミュージシャンが言ってた「ワールドで石野卓球、ってのがいい」というのはまさにそうで、ふらっと軽いノリで来たお客さんから、地方からわざわざ来るコアなテクノ・ラヴァーまでを余裕で許容するハコと、ウィットの効いたスタイルでオーバーもアンダーも行き来するというよりは"貫通"する石野卓球、という相性。あの場でこそ起こる昂揚感、マジックは、ホント、ものすごいんだから。 (中谷琢弥, ライター)
- DATE:
- 2010-04-03 SAT
- OPEN:
- 22:00
- VENUE:
- PRICE:
- ¥3500
- LINE UP:
- [RESIDENTS DJ] TAKKYU ISHINO (電気グルーヴ), [DJ] DJ NAPALM aka DAISUKE TADOKORO (SCHNITT),


