- DATE:
- 2011-02-10 THU
- OPEN:
- 23:00
- VENUE:
- PRICE:
- ¥3500
- LINE UP:
- [RESIDENTS] SATOSHI OTSUKI (TRESVIBES / CIRCOLOCO JAPAN), KIKIORIX (NO:MORE REC / LADIES & GENTLEMEN), TAKUYA (BLiNKBLiTZ / CLASH), [DIAMOND LOUNGE] Daia Taguchi (Real Grooves), YUGE (O'Toole), TaTa (Rhythm of Life), Metalion (PUzzLE RADIO), VIVa (RVCA / Aerial7), [WOMB LOUNGE] KYOHSUKE TANIGUCHI (HITSUJI), HARRY (GIG), KNOCK (3+4BEAT / BLAFMA), MASAKATSU SANO (HITSUJI), SHUN OTOKAWA (Vi:Ves)
2010年8月、SATOSHI OTSUKI、KIKIORIXそしてTAKUYAの3人によるニューパーティーSURVIVAL DANCEが開催された。海外からの来日アーティストがメインを占めている現状のシーンで、このパーティーは、ゲストアーティストを招聘することなく彼ら自身がメインアクトを務め、今後のシーンにおいて自らが主役であるというアイデンティティーを高らかに宣言するものであった。果たしてSURVIVAL DANCEは彼らの情熱と多くの支持者やオーディエンスを巻込み、昨年の猛暑を象徴するような熱いパーティーとなった。まさにシーンにとってもエポックメイキングな出来事であったのではなかろうか。彼らの主張や活動は、多くの若いアーティストに刺激を与えSURVIVAL DANCEというパーティーを通じてポスト00年代的な新たなコミュニティ文化を形成しつつある。それは90年代のシーン黎明期から00年代にかけて成熟期を迎え、肥大化し飽和状態となった現在のシーンへ警鐘を鳴らし、クラブが本来持つコミュニティの優位性を再発見し、再獲得する動きのようにも感じる。2011年、新たなフェーズへと移り変わるこの初年度、自らがシーンの主役となることを改めて誓い、SATOSHI OTSUKI、KIKIORIX、TAKUYAを軸にSURVIVAL DANCEへと多くの若者が集い、その生き残りをかけた戦いがスタートする。今年は年4回の開催を予定しており、今回がその1回目である。昨年はシーンへ一石を投じることに見事成功したSURVIVAL DANCEであるが、まさにこの2011年が真価を問われる1年となるであろう。熱気とグルーヴ感、そして絶え間ない笑顔が溢れる、間違いなしのパーティー。「SURVIVAL DANCE」に今年も注目して、彼らの情熱を共に感じていきたいと思う。 TEXT BY ARAKI (CLASH@ageHa)