台湾・花蓮市出身のDungi Saporはテクノ、ハウスに原住民音楽を取り入れた新しいスタイルの阿美DJ。「I HO YAN」(2021)はNBA Gリーグのハーフタイムパフォーマンス音楽に指定され、ダンスミュージックを通して世界各国に散らばる原住民に新たな繋がりをもたらしている。
一方EMMはタイの独自のダンス・ミュージック"サイヨー"黎明期の大ヒット曲「7K」を生み出したトラック・メーカー。現在、アジア各国のプロデューサーと協力しハードスタイルにサイヨーやビナハウスなどローカルのダンススタイルを取り入れたトラックを制作している。
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■Dungi Sapor / DJ汝妮（From Taiwan）
台湾・花蓮市出身のDJ。2015年からDJとして活動を開始。自身のルーツがアミ族であることから、テクノ、ハウスに原住民音楽を取り入れた新しいスタイルで、台湾だけではなく、オーストラリア、ニュージーランドまで活動の場を広げている。トラック制作にも力を入れており、「I HO YAN」(2021)はNBA Gリーグのハーフタイムパフォーマンス音楽に指定され、アミ族音楽祭や原住民フェスティバルでは豊年祭のように輪になって踊る現場を作り上げている。
■EMM (from thailand)
バンコク出身のタイ人DJトラックメーカー。テクノ、ハウス、EDMなどエレクトロ・ミュージックに魅せられ独学でトラック制作を開始。2015年、タイ人が愛する国民的リズム"サムチャー"を取り入れた「7K」をRED BEATからリリース。この曲はタイの独自のダンス・ミュージック"サイヨー"黎明期のトラックとして知られ、カンボジア、ラオスから台湾、韓国まで国境を跨ぎアジア全域で大ヒット。現在、アジア各国のプロデューサーと協力しハードスタイルにサイヨーやビナハウスなどローカルのダンススタイルを取り入れたトラックを制作。アジア人に合ったEDMスタイルを作り出している。
