DINO:DINO PSARAS。DJとして、またテクノ、トランスを中心に色んなジャンルの音楽プロデューサーとしてこのシーンには何年もお世話になっているよ。
D-NOX:ハイ!僕はChristian。ドイツ在住でD-NOXとして活動している。年だけはとっていくけど、僕が最初にこの音楽でDJをしたいと思った音楽を今でも続けているよ。
TA-KA:TA-KAです。15歳からロックバンドでギターを弾いていました。今はDJ、そしてパーティプロデュースをしています(笑)
TA-KA:2006年のトルコで行われたSOULCLIPSE。すごくスピリチュアルなものを感じました。確かあのフェスティバルで初めてD-NOXと出会って、そこからGROUND BEATに初出演してもらったんだよね?
D-NOX:そうそう。そうだったよね。あれは色んな意味で伝説の皆既日食フェスティバルだったよ。一生の思い出になると思うな。僕はあと同じ年にブラジルで月食フェスティバルにも参加したんだ。みんながそれぞれの思いをひとつのものに集中させていくパワーはすごかったよ。DINOは?
DINO:数えたら切りがないくらい日食フェスや満月祭でプレイしているよ(笑)。ゴアやアフリカのフェスが多かったけど、気分はいつでもクレージーだったな。
D-NOX:面白いことにね、僕は満月の日には眠れなくなるんだ。考えてしまった時だけだけどね(笑)。
DINO:へー。眠れないのはかわいそうだ。ははは。僕は月の力については良くしらないけど、満月の時のダンスフロアはハウリングしっぱなしだもんね。何かの力があるのは分かるよ。
D-NOX:だから眠れないんだよ!!!!(笑) ムーンカレンダーに沿って月は色んな影響を僕らに及ぼしているよね。だから月の力が最大限に発揮される満月の時のパーティはいつでもスペシャルバイブになるんだよ。
TA-KA:ほんとフルムーンには不思議なパワーがあるよね。今年はドイツのフルムーンフェスティバルでもプレイするから、それも楽しみです。
TA-KA:人によって大切にしている部分は違うと思うけど、ストーリーという意味でトラックセレクションなのかなぁ?選ぶトラックによってテイストの違いは顕著に出るから。。。まだまだ勉強中です。D-NOXさん、DINOさん教えてください!!(笑)
DINO:何を言ってるんだTA-KA。この前のXXXPERIENCEで随分いいプレイをしてたじゃないか。まずミックスができないDJはDJするべきじゃないね。それと私にとっては何よりもトラックのサウンドプロダクションンが大事なんだ。どんなに楽曲がよくても、ダンスフロアに良く聞こえないトラックは全く意味がないからね。
D-NOX:2人の意見+カリスマ性。そしてオーディエンスとの距離。セレクションがよくて、ミックスが良いだけだと十分じゃない。オーディエンスとの距離をどのようにして詰めていくか?つまりストーリーだよね。
TA-KA:僕もそう思う。けどこれってかなり難しい。プレイ時間が短ければ何も伝えられないし、ロングプレイっていうのが必須になってくると思うよ。
DINO:確かに。それともちろん内容のないトラックはプレイしないこと。オーディエンスに興味を無くされて、バーに行くだけだからさ。
D-NOX:それは困る。。。。(笑)
D-NOX:DINOは僕よりも随分長くシーンにいるよね。80年代からだろう? それでいてまだこのシーンの一線にいて、クリエイティビティの高い仕事をしている。本当にリスペクトしているよ。
TA-KA:2人ともアーティストとして最も大事なオリジナリティをもった素晴らしいDJだと尊敬しています。
DINO:私は長く居すぎかな?(笑)。そんなDJから言わしてもらうとまずTA-KAは最近ブラジルで知り合ったばかりだけど、その時のプレイは本当に良い評判だよ。現在進行形のクラシックなフルオントランスとクラビーなモダントランスとのフュージョンスタイルと理解している。僕らのスピリットを継ぐ、ニュータレントだと思っているよ。
D-NOX:3人に共通しているのはオリジナリティとハイレベルなテクニックだと思うよ。
DINO:D-NOXとはもう長いこと友達でいるけど、彼のトラックコレクションとセレクションは素晴らしい。だからこそ彼のジャンルで追随を許さないほど確固たる地位を築いているんだろう。
D-NOX:TA-KAはMotherのスピリットそのもの。何よりもこのMotherというグレイトオーガナイザーの偉大なる立役者としての評価が高いよね。そしてさらに素晴らしいのが、それに伴ったDJとしてのタレントも持ち合わせているということ。GROUND BEATでもS.O.SでもTA-KAの時間が一番盛り上がってるよ。悔しい。。。。(笑)
TA-KA : そんなことないよ。夜中は一番フロアーに人がいるからだよ(笑)それと、もっともっと楽しめるPartyを作れるようにDJ共々がんばりたいです。
TA-KA:今年も皆が楽しく遊べるといいなと思います。今年はさらにいろんな空間で遊べるようにセカンドステージも用意しました。レインボーパークではカルチャー的なワークショップもあるし、アートストリートなどART的なアプローチも強化しました。けど何よりフルムーンの力に導かれてどんなパーティになるのか、自分でも想像できないから本当にワクワクしてます。
D-NOX:KEN ISHII!! テクノミュージックをやっている僕にとって、彼の存在は大きいよ。今までプレイを見る機会がなかったから本当に楽しみだ。僕自身もやっと!!!(笑)3時間セットの枠をもらえたから全力投球でいくつもりさ。D-NOXの本気を見せてやるぞ!!
DINO:次元の違うところでパーティメイキングが行われているのが感じとれるからさ、どう考えても今年のNO.1フェスティバルだと思うよ。友達もたくさん出演するし、パーティバイブなフェスティバルになるといいな。
TA-KA:楽しむ気持ち。
D-NOX:踊って、楽しむこと。それに尽きるよ。
DINO:楽しい思い出をもって帰ってもらうこと。これが一番大事。
D-NOX:S.O.Sが色んな人と交われる、素晴らしいミーティングポイントになると願っているよ。
D-NOX:今年のS.O.Sは本当に楽しみなんだ。ボートに乗ってでも、ドイツからアジアを歩いて渡ってでも、なんならヒマラヤ山脈を渡ってでも必ず参加するから!!
DINO:クレージーだなぁ。 SEE YOU SOON EVEYBODY
TA-KA:今年も日本のフェスティバルらしい「おもてなしの心」をもってパーティを作っていきたいです。皆で楽しもう!!
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