
HEIGO: ただ、ジャンルというよりはリズムが強くて4つ打ちに近いものが好きでしたね。DURAN DURANの「Girls on Film」とか、NEW ORDERの「Blue Monday」とか。 僕らは世代的にも上だし、さっき話したようにいろんな音楽を吸収してきている。だから、自分たちが作るものはテクノだと思っているんだけど、いろんな所からインスパイアされたものを混ぜている。無機質なものを無機質に出すよりは、自分たちのフィルターを通してもっと人間っぽいものが出たほうが面白いかなとも思ってますね。自分たちは自分の音楽を追求していくタイプというよりは、DJアーティスト的な発想で他のものから受けた感覚を自分たちのものにミックスしていく形かもしれないですね。DJスタイルが変っていくように、作るもののスタイルも変化していくと思うんですよ。
(※1)アトム名義
オリジナリティ溢れるハウス・ミュージックをリリースするCO-FUSIONの別プロジェクトの名義
(※2)「LOVE TO HEART」
95年にドイツのレーベル、PLASTIC CITYよりリリースされたアトムを代表する1曲。その後、アメリカのメジャーレーベルTRIBAL AMERICAにライセンスされて、NYのハード・ハウスシーンで大ヒットを記録した。
(※3)この曲
もともとこの曲は、04年8月にREEL MUSIQよりリリースされていた。今回のライセンス以前にも、その時点でプロモ盤を手に入れたUKのトランスDJであるJUDGE JULESが、彼のミックスCD「TRANCE NATION」に収録している。
(※4)ケミカル
ケミカル・ブラザーズいわく“日本のフェイバリット・アーティストは、CO-FUSIONだ”。
