INTERVIEWS
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Fuckpony (aka Jay Haze)

Ellen Allienとは2003年頃に出会ったんだけど、初めて会ったとき彼女は僕にお説教をしたのさ(笑
その頃の僕は周りの人たちにドイツの音楽シーンについて愚痴を言いまくっていたんだ。
そんな事を言うのは止めなさいってね。なんだか面白くなってしまって、最終的には2人で大笑いして、酒を吞み交わし、それ以来ぼくらは友達として仲良くなったわけさ。彼女が僕をbpitch controlからリリースしないかとオファーをくれた時期は、タイミング的にもパーフェクトだった。僕らは既に一緒に酒を飲み明かす様な仲だったし、その頃にはBPitch Controlのメンバー達とも仲良くなっていたからね。
だから僕がBPitch Controlからリリースするのは、とても自然で必然的な形だったんだよ。すごく気持ちがいいよ! んーん、fuckponyという名前に哲学的な意味はないよ。アホでくだらないセクシュアルな状況から思いついたアイデアさ(笑)日本のインタビューでコレについて深く語るのは止めといた方が明確かもしれないな。日本はそういう事に関してはセンシティブだからね。まぁ、でもシンプルに説明すると、私はヴァージンよ!なんて言う女は信用するなっていうセクシュアルなギャグだよ(笑 ) コンセプトはとってもシンプルだよ。”愛が湧き出る瞬間”人々に愛を感じて欲しかったんだ。悲観的にならない愛や、未来に対する希望、未来への意識、経験、大切な人と過ごす大切さ、日常に潜む色々な感情を表現したんだ。このアルバムは、Fabricのmix cdとは違って、より心に響く感じに仕上がっているよ。でも、もしかしたら最初の1回は受け入れるのが難しいかもしれない。でも心を開いてリラックスして聞いてみたら、このユニークな感覚を受け入れられると思うよ。とてもメロディックで、頭と心に作用するのさ。早朝にクラブを後にし、家路に着く途中、耳にはまだベースが鳴り響いてる。静けさの中、まだ興奮が続き、眠りたくても眠れない。そんな感覚だよ。 スタインウェイ・ピアノをたくさん使ったな。あと808や909、コンゴ、トライアングル、ランダムベルなどの楽器だね。このアルバムはなるべくオーガニックな創りにしたかったんだ。アナログ的な暖かみを持った有機的な音だよ。エレクトリックな音に慣れてしまっている人にとって、最初の1回目はちょっと不思議な感覚かもしれない。でも心を開いてリラックスして聴いてみたら、きっと気に入ってもらえると思うよ。 それはもちろんMichal Hoだよ。僕らが一緒に共作すると、マジックが起こるんだ。
僕らの中に潜む暗黒面とユーモアを深く掘り下げていく事が出来る。
彼は頭の中で聴こえる音を忠実にクリエイトできる天才的なプロデューサーなんだ! 僕にとってベルリンに移住するのは、とても理にかなっていたんだ。
最初に訪れたのは99年だったんだけど、無数の可能性がそこら辺に転がっている魅力的な街なんだ。
すぐに気に入ってしまったんだよ。 んーセックスに開放的って事かな(笑)ま、それは冗談だけど。
無数の違うタイプの人間達(若者からおじいちゃんまで)が、1つ屋根の下で、エレクトロニックミュージックを聞きながら、開放的に興奮の坩堝と化したダンスフロアーで昼過ぎまで踊り狂うあの感覚。たまらないよね。とてもインスパイアされる。でも、ベルリンはとてもトレンディな街になり、色んな物事が変化したと思うよ。でもベルリンの良いところは常に新しいものを受け入れるって事だね。 日本のファンのみんな、いつも僕を応援してくれてありがとう。
1つお願いがあるんだ。日本のみんながシャイだって事は僕もよく知っているんだけど、
君たちはとても繊細で素晴らしい愛とユーモアを持っている。
もっと心を開放的にして、知らない人たちと、自分のフィーリングをシェアしてみて欲しいんだ。
最低でも1日に1度は道で通りかかった知らない人に微笑んでみて!
きっとその人は君の新しい親友になる人かもしれないよ。
どんな所にも出会いは転がっているんだ。愛が答えさ。
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