理想とは遠いところにいるかもしれませんが、希望や可能性を信じてやっています。DJ同士とてもいい感じに混ざり合ってきているので、クラブにこだわらず、みんなで野外でのイベントをこれからどんどんできたらすばらしいですね。
「deepfrequency」は、ロンドンから発信しているネットラジオで、2年前にロンドンに遊びに行った際に、すでにプログラムの枠を持っていた友達（Cedric Woo, DJ Alexなど)に「ゲストとして2時間やってみて」って言われてやったらすごく評判がよくて、すぐにレギュラーが決まりました。番組を持っているDJもみんなホントによくて、さまざまなジャンルが聴けてとてもいいプログラムだと思います。CosmoやJuju&Jordashもやっています。僕の枠は「GALAXY」というタイトルで、月1回2時間なんですが、いろいろな曲をかけるように心がけてます。ミックスショウみたいな感じではなく、もっとリラックスした感じでやっています。http://www.deepfrequency.com
A. はい。mnmlssgsのChrisさんがdeepfreqencyのミックスを聴いて直接コンタクトをくれたのがきっかけで、すぐミックスを作りました。あのアンビエントミックスは自分でも好きです（笑）。mnmlssgsは好きなサイトだったのでとても光栄でした。http://mnmlssg.blogspot.com/2009/10/sunday-sounds-iori.html
さまざまなことをしました（笑）。Davidとはルームメイトとして1年3ヶ月一緒に住んでいて、その間はマネージャーのようなことをしていました。DJはレギュラーではなく、友達とウェアハウスパーティーを開いたり、住んでいたイースト・ヴィレッジ周辺のDJバーでやったりしてました。ニューヨーク生活はとても刺激的な毎日でいろいろな人に出会い、助けていただいてすべてがよい思い出です。
東京にはDJをしている友達がけっこういるので、その繋がりで何度かパーティーを開いてもらっています。最近は、DJ Nobuさんの紹介で熊本に行きました。九州もコアなお客さんがたくさんいてとても勉強になったし、勇気づけられました。こういう繋がりには本当に感謝しています。これがどんどん広がりつつあるので、とてもワクワクしています。今回のKlassのことはmyspaceで知ったんですが、これまでのゲストもみんな好きなアーティストなので注目してましたし、漠然と自分も出たいなと思っていたので、オファーをいただいたときにはとてもうれしかったです。ディープなパーティーとは聞いているし、"Module"の雰囲気も好きなので、フロアに深林や深海を創れたらいいなと思っています（笑）。
Moritz Von Oswaldをとても尊敬していますし、影響を受けています。最初のDJのヒーローはFrancois Kです。2人ともやってきたことがすごいし、パイオニアですよね。製作に本腰を入れたのはここ3年くらいです。Ableton Liveとハードのシンセを組み合わせて作っています。いろいろ模索中です。
Daveとは、沖縄でCio D'or、Mike Parker、そして彼自身を招いてパーティーをしたときに知り合ったんですが、ちょうど彼も製作をしてるという話をしていて、自然な流れで一緒に作ることになりました。まさか"Time To Express"からリリースできるとは思ってもいませんでしたが（笑）
今月ちょうどカナダの"Silent Season"というレーベルから、僕を含めた4組の作品を収録した12インチが発売されました。3月ごろに"Prologue"から12インチが出る予定です。まだ発表できないのですが、ほかにもいくつかのプロジェクトがあります。Daveとの共同制作も続いていきます。それからダンストラック以外も作っていきたいなと思っています。日本国内もそうですが、海外へもどんどん行けるようにがんばります！
1. Maurizio / M4 & M52. 51days / Paper Moon
3. Manuel Gottsching / E2-E4
4. Terre Thaemlitz / Raw Through A Straw
5. Kenny Dixon Junior / Shade of Jae
