生まれはロンドンなんだけど、父の仕事の関係ですぐにカナダのトロントに移ったんだ、だからほとんどトロントだね。
まだ、2、3日しか経ってないからわからないけど、似ていると思うよ。町はきれいだし。ロンドンや、ニューヨークは町が汚いけど、東京はきれいな感じ。その辺が似ているね、あと、公園がたくさんあるのが良いね。
色々な人がいることは良い事だと思うよ、トロントにいるだけで、世界旅行をしている感じ。本当にいろんな人がいるしね。音楽の意味でも、いろいろな影響を受けているよ、チャイナタウンもあるし。NY、jamaicaからの影響もあると思うよ。
2000年ごろまではクラブはジャンルで別れていたけど、最近はミックスされているかな。ファッションも同じ。タイトなジーンズの人もいればルーズな感じの人もいるよ。
14年間ぐらい前かな。もともとはRUN DMCとかを聴いていたよ。あくまでもリスナーとして。それで、友達に誘われてやってみた。気がついたらプロになっていたって感じ。90年代のもの、A Tribe Called QuestやJ Dilla とかがすきだったね、でもジャズ、ファンク、その他何でも聴くよ。
アルバムタイトルの、「Pigeon Hole」っていうのは、「ひとつの事にこだわっている」っていう意味なんだ。以前、Formatと一緒にやってて、オールドスクールを中心にこだわっていたんだけど、今回は実験的なことを沢山やりたくて、そういった意味でつけたタイトルなんだ。
Formatは友達で、Speech Defect とはハンドカッツの繋がりもあるけど、Formatのツアーで一緒になった事があって、そこからかな。彼らの音楽も大好きだから楽しかったよ。
知り合ったのは以前FormatのCDに彼が参加していてFormatが紹介をしてくれたんだ。その後ヨーロッパでのCut Chemistのツアーでオープニングアクトをして。その代わりにトレード(交換条件)でトラックを作ってもらったんだ。
日本のヒップホップはスゴイよ!DJプレイも、ライブも、ブレイクダンスもほんとうにレベルが高くて驚いたし、感動的だったね!ほんと、少し焦ったよ(笑)
レコーディングの時は1000回ぐらいは練習したよ(笑)普段はボクシングや自転車に乗ることが多いかな。12インチのジャケットにもなっているしね。
今回のアルバムは日本が先行リリースされたから、世界でのプロモーションをするよ。5月にUKでリリースされて、その後ヨーロッパで発売される予定だから、それに合わせてツアーを行う予定。
僕の認知度はまだまだないと思っていたけど、ライブはすごい盛り上がったし、応援してもらってほんと嬉しいよ。3日しか経ってないけど、もう日本のファンになったし、何より新宿御苑で桜が見れた事がラッキーだったね。また日本に戻ってきたいし、ライブもしたいね。
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