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Inter FM897 x TOWER DOORS x clubberia「World Marketz」
放送アーカイヴ Vol.05

WORLD-MARKETZとは?

『世界のアーティストとレーベルを音楽を介して有機的に繋ぐ』をコンセプトに、2017年に誕生した音楽コミュニティ。これまでにオランダ、スペイン、インド、韓国など各国のDJやレーベルとの交流を推進。そのフラッグシップとなるInterFM897で毎週木曜日夜8時からお届けするするラジオプログラム。
レジデントDJのCARTOONを中心に、タワーレコード株式会社が運営する楽曲のキュレーションメディア「TOWER DOORS(タワー・ドアーズ)」、国内最大のダンスミュージックポータルサイト「 clubberia (クラベリア)」とメディア連動していく。


【radiko】
radiko.jp/#!/ts/INT/20200604200000

【公式Twitter】
https://twitter.com/897World

 



Cartoon(以下、C):お送りしたのは僕の大好きなアーティストというかプロデューサー、Malcolm McLarenの「World Famous」でした。彼はSex Pistolsのプロデューサーで、僕はパンクロックが大好きでそこから彼のことを知ったんですけど、親父がレコードを持っていました。そこからヒップホップって面白いなって思ってブラックカルチャーにハマっていきました。DJの存在を知ったのもDuck Rockのアルバムからでした(笑)

Pi-Ge(以下、P):へ〜、そうなんですね!

C:キースヘリングとかドンディといったグラフィティーを好きになったのも、このアルバムのアートワークに心打たれたのがきっかけです。やっぱり人種の壁を越えて音楽は遠く離れた東の彼方の僕の心にも刺さったんですよね。いまだにこういう仕事をしている身としては多大な影響を受けていると思いますね!このアルバムでMalcolm McLarenのことを知って、NY、ブルックリンに行ってみたいなと思ったわけです。実際は彼のもともとの活躍の場所はUKですけどね。世界を股にかけて、いろいろなカルチャーに影響を及ぼしているなと思いますね。
ちょうど今、番組にメールもいただきましたので、紹介したいと思います!ラジオネームは無いんですが、
「東南アジア、ベトナムでは既に営業をされているところもあるのだとか・・・!ドイツのクラブイベントのように、外で仕切られているのが印象的でした!」
というメッセージをいただきました。
ちょうどクラべリアでもこの記事なんじゃないかなと思うんですけれども、ドイツのビーチクラブのソーシャルディスタンスパーティーの記事が上がっていましたよね?

P:そうですね、5/21にドイツのビーチクラブでソーシャルディスタンスパーティーが開催されたみたいです。2000人位の会場に、チケット代を70ユーロにして、たった100人というソーシャルディスタンスパーティーがあったと言う事だそうです(笑)

C:すごいですよね(笑)
まずは開催したって事が素晴らしいなと思います!
フラフープみたいな円が書いてある中が、それぞれが踊る場所みたいになっているんですよね(笑)

P:ユニークですよね(笑)

C:チケットは70ユーロだったみたいですけれども、即完売だったんですか?

P:そうらしいですよ!

C:2000人の会場に100人てことですからね・・・。

P:ラジオ体操とかをやっている感じなんですかね?雰囲気としては(笑)

C:でも今後も日本でどういった形でクラブとかイベントが再開していくのかっていう部分で参考にはなりますよね!

P:そうですよね!

C:実は、今日はリスナーの皆さんからもいろいろな意見をもらえたらなと思っていまして、
「コロナ渦の中でクラブはどういう形でオープンすればいいのか」というメッセージを皆さんの自由なアイデアで送ってください!
まぁ、でも、なかなかリアルは普通には難しいですよね・・・

P:そうですよね・・・

C:ドライブインフェスみたいなものが、日本でもやりますよみたいな発表がつい先日されていたのを見た覚えがあります!

P:出てましたね!

C:僕はドライブインシアターの世代ではないんですけれども、何度か参加した事はあります!なかなか皆さん知っているようで知らないですけれども車の中のFMのチューニングを合わせて音を聴いてっていう形だったんですよ!

P:へー、そうだったんですね!

C:ドライブインフェスもいろんな形がありそうですよね!何かの回線を通してとか、インターネットを通してとか!

P:多少ディレイが起きるんじゃないですか(笑)
映画だったらまだ何とかなりそうですけど・・・(笑)

C:ドライブインシアターに関しては、僕はすごい気持ち良かった思い出があります!なので、ドライブインフェスも面白くやれるんじゃないかなーと思います!あったら行ってみたいです!

P:僕も興味あります!

C:今年は夏フェスも難しいなと言う状況だと思うんですけれども海も大変そうですよね・・・

P:そうですよね、湘南とか鎌倉とか、ビーチハウスや海の家どうなるんですかね・・・

C:僕もDJのお仕事をいただいたりするので毎年行くんですが、神奈川県はエリアによってだめなところもあったりしますよね。Pi-Geさんもあるんじゃないんですか?

P:5、6年前はやっていましたね!逗子の方とかで。

C:そういった遊び方も変わってくるのかなと思いますね。

P:うん、そうですね・・・。この夏はどうしても我慢が続くのかなと思っております・・・。

C:ここで、Pi-Geさんから最新リリースの曲をピックアップしてもらえたらなぁと思います!

P:じゃあ、僕からはアメリカLAのアーティストで、僕は初めて聞いたアーティストだったんですけれども、Liquid Earthの「Lowrider」。

C:僕の方はロックダウンが明けたイタリアから、僕も初めましてのDJでレーベルの方から新譜が届いたんですけれども、すごいいい曲だったので紹介したいと思います!ROCHEMBACH「I Feel」。

〜曲がOA〜



C:今流れていた曲をぜひ紹介してください!

P:Bandcampを見ていて、誰だろう見たことないなぁと思いながら聞いてみたらびっくりしたという曲ですね!僕の今のDJスタイルに組み込みやすいような曲ですね!あぁいった2000年代初期、90年代後半あたりのブレイクビーツが混ざっているような、ちょっとシンセがビヨビヨした感じのトラックを選んでみました(笑)

C:曲名が「Lowrider」なのでヒップホップっぽいのが来るのかなあと思ったんですけど、ガシガシな四つ打ちでしたね!変化球的な変則さもありましたけど!

P:そうなんですよね!その変則さが好きなんですよ!

C:いろんな曲とミックスしたら、さらに面白くなりそうですね!
僕が紹介したのはROCHEMBACHと言うイタリアのアーティストの曲だったんですが、ほんとにクラブに行きたくなるなという曲ですね!なかなかクラブには行けない中でも、世界中のDJはフロアライクな曲を作りまくってとるなぁと思いながら聞いてました(笑)

C:ここでメッセージを紹介したいと思います!
板橋区のみいやさんからいただいております!
「お店の人の大変さも痛いほどわかりますけれども、お客さんはお客さんでクラブに行くのは怖いかもです。DJブースの前にアクリル板を貼ったりするんですかね」
といただきました!

C:そうですよね。海外ではフェイスマスクをしてっていうところもあったような気がします。
もちろん検温とかはしますけれども、皆さん探り探りやられていますよね。数時間に1回はちゃんと拭くみたいなこともやったりしてるみたいですよね。

P:そうですよね、ちゃんと消毒とかしなきゃですもんね。特にDJも大変ですよね。複数人で出演する場合とかは。ミキサーとかCDJとかちゃんとしないといけないですよね。

C:バンドの人たちも大変ですよね。

P:大変ですよね。

C:そういったところのルール作りをも非常に大切になってくるのかなと思いますね。
僕たちもDJとしてクラブにはお世話になっている身なので、クラブで働いている方からも、是非メッセージをいただけたらなと思います!どんな形でクラブがオープンしていけばいいのかというメッセージをいただければと思います!

C:もう1通メッセージを紹介します!
国立市のゆうやさんからです!
「100人というのが1つのターニングポイントだとすると、限定であとはオンラインでチケット制とか100人にプライオリティを持たせれば良いのではないでしょうか?ゲームのフォートナイトみたいに。」

P:なるほど!僕も同じ考えでした!とりあえずはこういう形をとるのが良いのではないかと思ってます。オンラインとリアルのハイブリットな営業。それが続くのかなと思ったりはしています。

C:僕はクラブの経営といいますかプロデューサーみたいな立場で携わったことのある身としては、やはり売り上げですよね。エントランスとバーの売り上げがあるんですけど、お客さんが減ってしまうと両方減ってしまうんですよね。。そうなると新たな別の売り上げを作っていかなければならないとな状況ですよね。

P:そうなんですよね。

C:100名限定にすれば感染経路不明みたいなことも起きづらいのではないかなと思うので、安全性の責任の部分も守られるのかなと思いますね。
あとは、海外の百貨店ではアプリでピッとやった人しか入店ができないとかもありますよね。

P:タイムカードみたいなやつですよね!

C:そこまでやれば万が一感染してしまったとしても、感染元がわかるわけですよね。
工夫をしながらアフターコロナ、ウィズコロナの世界では向き合っていく必要があるなぁと思いますね!

C:せっかくなので、Pi-Geさんから、もう1曲紹介をお願いします!

P:次はですね、これも最近のリリースになるんですが、イタリアのアーティストで、日本ではラビリンスとかにも出演していたりする、人気のあるアーティストです!ちょっとハウスっぽい曲です!Marco Shuttleで「The Vox Attitude (Joey Anderson's Baby Touch Me Remix)」


次回の放送はこちらから
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