All Night Long

Simple RecordsのサブレーベルAus Musicから、コンピレーション・シリーズ「ALL NIGHT LONG」リリーズの初のダブルCDがリリース。一枚目はunmixedバージョンで、参加アーティストは前述のLee Jones、Freerange Recordsの看板アーティストShur-I-Kan、最近出したアルバム『Great Lengths』のリリースから未だにメディアを騒がせUK発ダブステップの寵児に躍り出たMartyn、 そしてレーベルの主宰者であるWill Saul とADMID ONE。二枚目はレーベルオーナーのWill Saulによってミックスされている。今のテックハウスの最もハイレベルな部分を堪能できる充実の内容。さすがFINK名義でNinja Tuneからアコースティックなシンガーソングライタ-として名をはせるFinkGreenall（aka Admit One）とUKを代表するインディペンデントレーベルSimple　Recordsを率いるWill Saulというこの異色アーティスト二名の手にかかっているだけあって、UK初ベルリン経由のAus Musicというレーベルはおもしろくかなり高いクオリティの作品を排出し続ける。ベルリンのミニマルシーンを率いる大人気のMy My、Upon.YouやLiebe Detailレーベルでも活躍のLee Jonesのメロディアスでポップとミニマルの融合したアルバム作品『Electronic Frank』（2008）やレーベル主催者でもあり彼のFINK名義の作品を彷彿させるFin Greenall ことSideshowのメロディアスな仕上がりのダブ作品アルバム『Admit One』（2008）も必聴だ。 http://www.whatpeopleplay.com/browse/album/?id=11818