活動から10年。探求的に、そしてストイックにテクノミュージックをクリエイトするワルシャワ生まれのJacek Sienkiewiczが、Cocoon首領 Sven Vathに見出されアルバムをリリースしたのは6年前の事。そこから更に独自のスタイルは磨き上げられ、カタにはまらないミニマルテクノ、そしてデトロイト的サウンドノアプローチを繰り広げて来た重鎮。己のビジョンを持ち、ディープにもサイケデリックにも展開するサウンドスケープは、アルバムタイトルの示す通り、クラシックな型にはまったダンスからより自由に独自のメソッドを持って展開するモダンダンスという表現に行き着くのである。テクノ、そしてダンスミュージックが到達したある一つの芸術的回答がこの1枚に!
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